魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

イタ~リアの不思議な魅力

2011年03月27日 | ワイン ~2019年
明日はグリーンバンブーに行けるかなあ・・・


祈りながら今宵のワインはこれ。







2004 ランゲ ネッビオーロ(ニコレッロ)
  (伊、ネッビオーロ種、赤、千円台半ば)

香りは黒糖にカツオブシだし、ヨードに干しブドウ、なめし革など。

味わいですが、出汁っぽい味わいで、フルーツ感よりも田舎くさい感が
強いです。「どこがデザインや芸術の国イタリアかよっ」って思います。
タンニンが多めでその割には軽めで優しい果実味。


イタリアらしいワインってこんなのでしょう。しかもピエモンテ州の
典型的風味です。一見、臭くて垢ぬけません。でも不思議な力があって、
料理との相性も良く、飲み進めるにつれて何となく馴染んで美味しく
なってきます。なめし革の風味も良いもんです。

さらに時間が経つと、完全に馴染んですっごく美味しくなります。
美味しさもリフレインしてきます。
何でしょう。この不思議な感覚???


こだまでしょうか? 


いいえ イタ~リアン!

コメント
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