魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

Jazzyな夜に

2011年03月20日 | ワイン ~2020年
本日は夕方の仕事をかき分け、かき分け・・・・・



行ってきました。

阿野師匠のライブです。





キース・ジャレットのアルバム「ジャスミン」よりセレクトされていました。
知らない曲が多かったので楽しめました。


キース・ジャレットといいトゥーツ・シールマンスといい、惚れたミュージシャンは
阿野師匠とは共通点も多いのです。共にトランペッターでもありましたし。


昔は私がピアノ、阿野さんはハモンドオルガンでやっていたのですが、今は私はギター
にヴォーカル、阿野さんはピアニカをやるようになって、いろんな組み合わせが出来る
ので、いつの日かまた一緒にライブをやれたら嬉しいです。





さて、そんなジャジーな今夜はこれを。

ジャズといえばアメリカ。アメリカといえばジンファンデルでしょう。







2009 ダッシュ Zinfandel
  (USA、Zin種、赤、3千円前半)


濃い色合い。香りはヴァイオレット、ブラックチェリー、ブラックチョコ、
石油、クリーニングセーター、干しブドウ、バニラなど。


味わいは濃いけど、スタイリッシュ。弾力のあの味わいでふわふわとたな
びきます。まろやかで豊富な果実味と甘いタンニン、そのニュアンスは
コンプレキシティ(さまざまな複雑味)で溢れています。


しなやかにすっと入ってきて豊富なフルーツが通り過ぎ、穏やかなスパイ
シーさ、そしてタンニンが細かく心地良く、Zinとしての線は太くありま
せんが、奥の方に感じる秘めたニュアンスが豊富で飽きない味わいと
なっています。

これ好きだなあ~。結構幸せなニュアンスです。

コメント (2)
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