割り切れない思い

今日はうちに買いに来た近所の小学生がプレイステーション・ポータブル？
ＰＳＰっていうんですか、それをプレイしていて、「へえ、何のゲームば
しよっと？」って覗いたんです。


そしたら・・・・・


メタルギアとかなんとかいう戦争シミュレーションゲームらしい。
画面見た感じでは「ノルマンディー上陸作戦」っぽい。


兵士となってマシンガンを撃ち、手榴弾を投げ、ドイツ軍？を倒していく、
ってか殺していく。自分が撃たれたら死ぬんだろうなあ・・・・。


すごく衝撃的だった！


そりゃ私もゲーム好きだからよくやりましたよ。
名作「ドラゴンクエスト」だってモンスターを倒すといえば聞こえはいいけど、
殺戮してまわっているようなものだし、「三国無双」シリーズなんてもっと
殺しまわっているんだよねえ。

でもさぁ、小学生がリアルに戦場で人殺しをするゲームやってるんですよ。


確かに「ゲームだからこそ出来ること」ではあるけど、血も出ない、痛みも
ない、エアコンの効いた温室環境で、友達と笑いながら・・・・・。


どことなく割り切れない思いがこみ上げました。


確かに子供ってある意味残酷な部分があって、昆虫を平気で殺したりするし、
分別や加減の度合いって学習しないと分からないですからねぇ。


とりあえず、今の小学生や子供たちが戦場にいかないですむことを願う
しかないですねえ。




さてそんな割り切れない思いの夜にはこれ。





ちょっと変なおっさんの面白いラベル。
かつて入れたことはあったのですが、新ヴィンテージの試飲。



2007　キュヴェ・ロリジナル　ブラン（クロ・ド・ロリジンヌ）
　　　（仏、白、2千円台）

セパージュはマカブー、マスカット、グルナッシュブランなど。
ビオ・ロジックの自然派です。


香りは洋ナシ、マスカット、キンモクセイ、リンゴなど。

味わいは最初は水っぽく力がなかったのですが、温度が上がってくると
そこそこの厚みも感じます。まだ若過ぎなのかコクも弱め。
酵母感があり柔らかさ、優しい果実味と酸。

でもまだ力不足なんだよなあ。取り扱っていた前のヴィンテージはとても
素晴らしかっただけに、いまいち乗り気になれない。
そしてまた割り切れない思いが・・・。

おいおい。