魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

写真

2011年03月28日 | ワイン ~2020年
今日は大切な日でした。

写真館で写真を撮りました。
多分生涯最初で最後の。


成人した娘の着物写真を撮り、その後、家族4人の写真を撮りました。



その時、私が言いました。

「この瞬間だけでいい、生涯で一番幸せな顔をして撮ろうよ。



帰宅後家内に言いました。

「今日の写真を、いつの日かわからないけど私の棺桶に入れてくれ。」


そんな日でした。

いろいろあったけど、思いを込めて、ひとつひとつのことを噛みしめながら
心に刻みました。
独りよがりかもしれないけどそんな思いの時があるのも人生です。







そんな夜。デイリーボルドー。


2007 Ch.ボーセジュール
  (仏、ボルドー地区、メルロ種主体、赤、千円台前半)


香りはプラム、ブラックチェリー、井戸、ミネラルなど。

濃いめでまとまりがあり、しっかりボルドーらしい。
しっかりと酸味、張りと旨味があって美味しい。
デイリーであること、それこそがいいんだよね。


でも写真が出来上がったらもっと美味しいピノで祝杯をあげたいなあ。

写真を見ながら、美味しいピノを飲んで、そして人生に感謝したい。

ワインが染みわたるだろうなあ。



ありがとう。



コメント
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