魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

試飲会その2-L社-ブルゴーニュに一番近い場所

2016年02月27日 | ワイン ~2019年
前日はM社の試飲会。そして連チャンでL社です。

L社は日本で最高のフランス、ブルゴーニュワインの輸入元。



M社の試飲会が、「どの車が燃費が良いかを探す会」とすると、L社のそれは「燃費?何ねそれ?
とロールスロイスに乗って優雅に王道を走る」といったイメージでした。

つまりは最悪のコストパフォーマンスのブルゴーニュワインを、最高に優雅にたしなむ、という
どうしようもないくらい心が解放され、ブルゴーニュ好きが楽しめる試飲会でした。


こんなところでも貧乏性の私?は、やはりコストパフォーマンスの良いワインに目が行ってしまいます。


ギカルの白は良いです。特に写真左のクローズ・エルミタージュの白(マルサンヌ種メインだったかな)
はお気に入りでした。


あと気になった白は




フィリップ・コラン、素晴らしいですね。
赤で有名なプス・ドールの白がここまでくるとは!驚きでした。(価格は高いです)




会場にはドメーヌ・シモン・ビーズの千紗さんがいらっしゃって驚き。


シモンビーズのコーナーも設えてありました。

千砂さんとはもちろん、TVでご主人のパトリック氏の逝去を悼み、それぞれのワインや、
2013年が予想を超えて良い年になったこと、そして新生ドメーヌの2014、2015への期待などなど・・・
お話出来ました。



そしてその他の綺羅星のごとく素晴らしきワイン達。

お手軽なところでは、方程式のごとく・・・

ジョブロやブリュノ・クレールのお手軽ワイン・・・といっても今や結構高くなりました。


プスドールのソワサント・ウヴレ。



デュジャックやグロフィエの名品たち。



アルヌーのヴォーヌ・ロマネたちも優雅です。



華やかなモンジャール・ミュヌレのエシェゾーやいぶし銀のシュヴィヨン。


このあたりは何の事だかわからないでしょうが、これをお読みのブルゴーニュマニアの方たち
は頷いていらっしゃるかと思います。


あと番外編ですが、やはり私の評価するフィリップ・コランの泡もの、

こいつはなかなかでした。


シャンパーニュやその他の地区もありましたが、やはりこのL社の試飲会ではブルゴーニュの
海に漂い、流されるのが一番だと思います。
多分この会場の方は、日本で最もブルゴーニュの近くにいたのだと思います。

またこんな試飲会にめぐり会えますように。


コメント
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