魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

地学講義?とセミヨン

2016年02月21日 | ワイン ~2019年
とある輸入元の営業の方が初来店。

USA、ワシントン州やオレゴン州のワインがメインのところ。




まずはいきなり地質や気候や、成り立ちのレクチャーから。

玄武岩や花崗岩のサンプル、土壌のサンプル。まさか地学から入るとは?!

でもワインの面白さって、こんなところも含めて楽しめるんですよ。

日本ではカリフォルニア州はメジャーですが、そのすぐ北のオレゴン州やもうひとつ北の
ワシントン州なんて未だマイナーでしょう。でもしっかりと良いワインが出来ています。
認識を新たにしていただきたいところです。

今現在USAの50州のほぼすべてでワイナリーがあります。
すごいんです。やはり国土の広い国っていいですよね。

みなさんが日本のワインはどうですか?・・・なんておっしゃるけど・・・
日本はワイン用ブドウ栽培にまったく適していない気候なのを、無理やりみたいなものですからねえ・・・。


もちろん試飲もしました。良いのもありましたよ。


美味しいのはやはり高いんですけどね・・・。



さて夜はこれ。




2014 レコール セミヨン
  (USA、ワシントン州、セミヨン種、白、2千円台後半)

L’Ecoleとは学校のこと。もともと学校だったところをブドウ園にしたわけです。

香りはレモン、カリン、洋ナシ、黄桃、黄色い花、ミネラルなど。

味わいは厚みがあり、ドライで結構堂々としています。キレもあり酸味はしっかり、だけど
調和しています。レモンや黄桃の熟したフルーツが堂々と主張してきます。
とてもすっきりと、きれいで美味しいと思います。これはいけますよ。
採用です。来週入ります。

コメント
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