魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

フォルピーズカフェ-エンドリッツィ Gew

2017年04月17日 | 美味しいもの
やって来ました。

長崎市大橋町にある「フォルピーズカフェ」。






久しぶりです。ご無沙汰でした。


私が入った時は誰もいませんでしたが、次から次へと女子が・・・!

みなさんお目当てはカレーです。



もちろん私も。基本形のチキンカレー650円です。

辛さは「1~5」で選ぶので、5をお願いしましたら、マスターが「先日12て言うた方がいた」
っていうので驚き。5以上も頼めるんですね。
でもそこはやはり5で。ソンナカラクナイ



やっぱり私に良く合います。どこか懐かしさも感じるスパイシーさ。
次回は7辛くらいいってみましょうか。12辛は美味しくなさそう。





そして夜はこれ。




2015 エンドリッツイ ゲビュルツトラミネール
  (伊、ゲビュルツトラミネール種、白、2千円台半ば程度)


香りは柑橘やトロピカルフルーツ。ゲビュルツ種特有のライチ香は強くはありません。
若いので柑橘、野菜などの青さも出ているかと思います。あとは桃やセルロイド、菩提樹など。
透明感があります。

味わいですが、香りのごとく綺麗でクリアでつやがあります。ピュアで桃のような果実味がグリセリン感
(オイリー)なタッチに包まれているイメージです。厚みもあって良いです。
ゲビュルツ種でもアルザスなどのちょっと甘めというわけでもなく、慎ましやかで、若干甘い
風味は感じるものの、しっかりとドライさを保っており、和食全般にいけそうです。


ただ、先日飲んで採用している、同じ造り手のピノ・グリージョ種も秀逸で、数百円お安い
ので、そちらで十分のような気もします。ただし、ピノ・グリージョよりもモモのような風味が
強いです。微妙かな。でもこの造り手はかなり良いですね。

このワインも十分採用できます。甘さの若干控え目のゲビュルツ種、仏、アルザスよりも
コストパフォーマンスの良い伊のゲビュルツ、そんな位置付けでしょう。とても良いワインです。

コメント
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