4月の水曜日限定のマドゥバニの夜営業。
限定の「パラクキーマカレー」を求めて行ったのですが・・・
ギリギリセーフ!!! と言いますか、残り1/4だけ残っています、ということでした。
そこでチキンカレーとのあいがけということになりました。
おお、これはこれで面白いじゃないか。
パラクキーマの部分は食道がスッとするマドゥバニ特有の辛いけれども同時に訪れる
爽快感がかつてを思い起こさせる。チキンカレーと混ぜてもそれはそれで美味しい。
多分店主は気付いていたとは思うけれど、赤い秘密兵器を投入してもバランスを崩さない美味しさ。
マドゥバニの原点的エッセンスに溢れていました。(かつてこのチキンカレーを辛くして
もらって辛さ耐性を鍛えてもらったことがある)
あと1回、次の水曜日が夜の部チキンカレーのラストになるかも。
行ける方はぜひどうぞ。辛くないマドゥバニカレーです。
今夜の試飲はこれ。
2012 Ch.グリヴィエール
(仏、ボルドー、メドック地区、メルロ種メイン、赤、2千円台)
開けたてのコルクからはトリュフの香りが!
あとはプラム、ブラックベリー、黒糖、革、バニラ、焼き菓子、キノコなど。
味わいは重たくはない。クリュ・ブルジョワクラスなのでヘビーさはない。でも深みのある
果実味と旨味はしっかりあります。タンニンはまだしっかりあるものの、こなれて穏やかさが
あり、酸味も十分で全体をダレさせません。黒糖や黒土のような沈んだ深い風味がアフターも
続きます。このクラスとしては存分に力を発揮しているると思います。メルロ主体のボルドー
として好感の持てる味わいで飲み頃です。