住吉町にある「らあめん花月嵐」へ。
普段ならチェーン店へはあまり行かない私ですが、今回の目的は・・・
ノボリ旗にある「シン・ゲンコツらあめん 1170円」です。(クリック)
さらに豚骨と言えば佐賀、佐賀海苔付きだと1300円くらい。
当然ごはんを付けますんで1400円くらいになりました。 ココハニューヨークカ~~~!
さらにオーダーすると、店員さんがやってきてこのチラシが付いています。
とのこと。
しっかり気合が入っていますね。
タレも脂も入っていません。そんなんでラーメンが成り立つのか~!?
さてラーメン、きたよ~。
味わいはこれぞ純な、ピュアな豚骨ダシです。
驚きましたよ。こんな感じになるんだ~としみじみと味わいました。
タレこそありませんが、コクがあって旨味も乗っています。ダシ系ラーメンと言えるでしょう。
インパクトはかなり弱いですが、優しく包み込むような美味しさがあります。
メチャこだわりがあります。スープ作りは相当大変だったと思います。
また黒い丸い粒はコショウで、スープに交わらず食べた時だけ弾け、コショウの風味を出し、
本来のスープの味を邪魔しないスタイルになっています。
そして、らあめん花月嵐、といえばこれを食べたい。
名物「激辛壺ニラ」ですが、これ自体はすごく美味しくてごはんの友となれるのですが、
このシンゲンコツらあめんには刺激が強すぎて合いません。
これはこれ、あれはあれ状態です。
佐賀海苔とごはん、スープを共演させながら美味しい時間が過ぎます。
豚骨と言えば佐賀、そしてスープと佐賀海苔、さらにごはん(佐賀米でも良し)。
豚骨ラーメンの集約を感じることが出来ます。(長崎人だけど佐賀の素晴らしさは伝わっています)
もちろん完飲完食。
いかに普段タレや脂に頼っていたかを実感。正直、もっとジャンキーさもあり、
パンチのある・・・そんな味わいを求めていたのですよねえ。
このお高めな価格で豚骨ラーメンとは何なのか?を考えさせられました。
チャンスがあればもう1回トライしてみたいと思います。
もちろん私の一番好きなラーメンは佐賀スタイルの豚骨で、1番食べたいお店は揺るぎなく
雲仙市千々石にあった「げんこつ家」(昨年店主逝去)です。
こんなオレを打ち負かしたい豚骨ラーメンがあったらかかってこい!
って佐賀県にはいろいろあるんだけど、長崎にはないんです。