魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ぱぴこ魚介スープカレー

2017年06月15日 | 美味しいもの
6月の限定だそうだ。

江戸町「ぱぴこ」の魚介スープカレー。

つけ麺屋(ラーメン屋)さんが作るカレーってどうなのよ? まずは食べてみるしかないよね。








とりあえずはノーマル(700円)をオーダー。

やってきました。



まずはそのまま。

・・・・・美味い! 驚きです。

魚介系の風味はつけ麺と同じであろうことはすぐにわかります。
そのダシの味がよく出ていて旨みたっぷりです。なるほど。

ガツガツと食べ進みます。

でもカレーというよりは、つけ麺のカレー味、それを麺でなくてごはんで食べているような感じです。
「つけ麺」ならぬ「カレー味つけ飯」と言い換えた方がわかりやすいでしょう。
でもちゃんと美味しいです。



基本は中辛なので当然のごとく・・・



薬味を加えます。辛味を振りかけながら。そして辛し高菜(この店のは結構辛い)も足します。

ペースも早く食べてしまうので・・・ちょっと名残惜しく終了。


あとから気付いたのですが、ルーの大盛りは+100円で出来たのです。後悔。
次回は必ずや、だね。

つけ麺屋さんが作るカレー、さらにランチタイムの回転率を考えての策だし、正直大したことないかも?
と思っておりましたら、想像を超えてガッツリいけるもんだなあ・・・とビックリです。
美味しいカレー、ではなく「カレー味つけ飯」としてですけどね。
でもまた行きますよ。


「火水木金はつけ麺の替りにスープカレー」と書いてありましたが、この日の夜、SNSでどちらも
出すことになった旨の発表がありました。ありがたいです。でも逆にスープカレーは火水木金しか
食べられません。行かれる方はご注意を。


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「米仏ワイン対決40年目の決着in東京」

2017年06月14日 | ワイン ~2019年
ワインファン必見、BS11にて「米仏ワイン対決40年目の決着in東京」という番組がありました。





このストーリーは長いです。

始まりは1976年のフランス、パリ。

当時無名だったカリフォルニアのワインとフランス、確固たる地位にあるボルドーの有名銘柄の
ブラインド対決が行われました。

カリフォルニアワインなんて~とさんざん馬鹿にされていた頃です。



ところがふたを開けてみると・・・さあ大変! となりました。

下記が結果です。


1位 スタッグス・リープ・ワインセラーズ 1973年(米)
2位 シャトー・ムートン・ロートシルト 1970年(仏)
3位 シャトー・モンローズ 1970年(仏)
4位 シャトー・オー・ブリオン 1971年(仏)
5位 リッジ・モンテ・ベロ 1971年(米)
6位 シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 1971年(仏)
7位 ハイツ・マーサズ・ヴィンヤード 1970年(米)
8位 クロ・デュ・ヴァル 1972年(米)
9位 マヤカマス 1971年(米)
10位フリーマーク・アビイ 1969年(米)


白のシャルドネ種対決も米国が1、3、4位と上位を席巻!
(1位はシャトー・モンテレーナでした)

これは驚きでした。


ボルドー、メドックなど名産地の5大シャトーと言われるCh.ムートンやCh.オー・ブリオン
にカリフォルニアワインのスタッグスリープが勝ってしまったのです。

その後の詳細はとて~も長くなりますので、こちら(クリック)をご覧ください。



リベンジが行われた10年後にはクロ・デュ・ヴァル 1972年(米)が1位になり、
30年後にはリッジ・モンテ・ベロ 1971年(米)が1位になりました。

ことごとく仏、ボルドーワインは負けました。



そして40年後の対決は行われずにいました。(もう古酒になってポテンシャルもなくなっている状態だから)

しかし今日、41年後に今一度、やってみようということで行われた、当時と同じ銘柄を集めての
ブラインド対決です。


結果・・・気になりますよね。





こちらです。



うちのTVはブラウン管画面ですのでこんな感じになりますが・・・読めますね。
いや、一応、読んでください。(赤字のワインがカリフォルニアです)

1位はかつての最下位、フリーマーク・アビイ 1969年(米)でした。
少なくともカリフォルニアワインはボルドーワインに劣らない品質があるということだけは
はっきりとわかります。



な~んでこんなことになったかと言いますとね、いくつか理由があります。


「その1 1970年代のボルドーは不安定な時期だったこと」
私も1970年もののボルドーはいくつか飲んでいますが、大したことないのが多いです。
ラフィットもマルゴーもオーゾンヌもてんでダメで情けないです。(もちろん美味しいワイン
だけど本来持つべきシャトーのポテンシャルはありません)
この場で登場したムートンやモンローズは良い方でしょう。
ボルドーが進化したのは80年代になってからです。(特に82は偉大です。86、89も良いものは良い)



「その2 熟成した姿は想像を超えることがあること」
かつての最下位が今、1位になれるというのは、誰も予想出来ないはずです。
未熟のブドウの風味がして青っぽくてダメだ、と思っていたワインが・・・いつの間にやら
美味しく熟成していた・・・なんてことも、往々にしてあります。人間が推し量ることの出来る
範囲、事象なんてちっぽけなんです。それがワインの世界。




「その3 古酒になると1本1本、状態が違うこと」
古酒の常ですが、良いボトル、悪いボトルなど1本1本がそれぞれに違ってきます。
ボトリングされた樽による違い、保存状態、コンディションによる違いなどがあります。
同じワインでも、違うボトルで行うと、違う結果が出る可能性は高いです。


等々ですが・・・、まあ、よくも同じヴィンテージのワインを集められたものです。
大変だったことでしょう。


このヴィンテージではなく、現代版の2010年以降で、世界選手権のブラインド大会でも
やってもらえたら、もっと盛り上がるかもしれませんね。
もちろん、1例の結果だけを鵜呑みにしてはいけません。そのことも同時に伝えなければならない
でしょう。


カベルネ種主体でスクリーミング・イーグルが勝つのか、他の品種ではどうなのか・・・。

でもよく考えると・・・各国の代表ワインを選ぶこと自体があまりに困難過ぎる。
近年は昔より質も向上していますので、すごく美味しいものばかりで、審査自体も困難です。

本当に私たちは素晴らしいワインに囲まれて幸せな環境のもとにいます。
でもそんな中、別の意味で、高級ワインばかり飲み続けること、これまた極めて困難ですよね。


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トミーズバーガー-ミニ登山

2017年06月13日 | 美味しいもの
諫早にあるお店。

諫早市本町「トミーズバーガー」。



初めてやってきました。

看板を見ると1981年からやっているようなので、結構長いですね。
それだけ地元の人が食べ続けてきたことの証でしょう。



さて、メニュー。



やはり「長崎和牛のトマトバーガー」

いこうと思ったのですが・・・こちらも。



悩んでしまいます。



迷ったときは両方。どっちもいこーで!





実は奥さんと行ったので、1個づつ食べてみました。

和牛ハンバーグは美味しかった~。しっかりと「肉」してました。

諫早っ子の若めの人達?のホームグランドかな。

いいな、と思います。
長崎市にはハンバーガーはなぜかほぼありません。ちゃんぽんが駆逐したとやろうか。






そうそう、話しは変わりますが、ここにも行きました。

ミニ登山ね。


烏帽子岩






から~の戸町岳。



いやー気持ちいい!
シカも見られたし。

近々雲仙系にチャレンジしたいです。


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熊本戦-チャイデリカ

2017年06月12日 | サッカー
V・ファーレン長崎のホーム戦、熊本戦へ。




熊本からもたくさんのサポーター。


こんな車も。



ロアッソカーっていうのでしょうか。



我らが長崎陣も燃えています。



熊本の復興を願いながらの応援です。

この日はジャパネットデーで、オークションでの売上金は義援金に回ります。


もともとロアッソ熊本との縁は深くて、国見出身の選手もいて、高木監督の前任も熊本の監督ですし、
V・ファーレンから移籍した選手もいますし・・・。




試合は両チーム拮抗していました。

中村選手が前線から走り、とても良く攻守にからみ、サイドの飯尾選手が活躍。

木村選手のゴールの1点を守り切り、何とか勝利!





よくがんばった!

そしてジャパネットたかたの社員がたくさん駆けつけての応援、素晴らしかった!

これだけ熱い思いで後援してくれるジャパネットのしゃちょーおよび社員のみなさん、
嬉しかよ~。



この日、チャイデリカも食べときました。





小籠包にネギ麺。
悪くはないけど・・・唐辛子かけたくなりました。もっとスパイシーだといいな。

女子ばかりかと思いきや、結構男性客も多くてビックリ。たまたまそんな時間帯かも。
ひと安心でした。

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孤独のグルメにて-じゅん食堂

2017年06月11日 | 美味しいもの

ごろー   ごろー   ごろー   いっのっがしら~ ふぅ~♪


これご存知でしょうか?

TV番組(ドラマ)「孤独のグルメ」で出てくる有名なフレーズですね。

井之頭五郎(いのがしら ごろう)さんがひとりで食べ歩きをするドラマです。


それに長崎名物の「皿うどん(太麺)」が登場です。こちらです。



五郎さんは渋谷で食べた設定になっています。
しかも「長崎ソース」をかけるという誘惑のストーリー。




それを深夜に見てしまった私?!は・・・もう完全に「皿うどん脳」に陥っています。

次の問題は、はてさてどこで食べるべきであろうか?ということでしょう。



やってきました、立山町にある「じゅん食堂」。



かつては一度、ちゃんぽんが自分とマッチせず、ずっと敬遠。

しきゃ~し、皿うどんはイケるよ!ということで、意を決して向かいました。



入店し、メニューの確認。



一瞬、ラーメンとかカツ丼とか中華肉うどんとかよぎりますが、ここは皿うどんで。

奥さんとふたりだったので、太麺と細麺をオーダーです。




さあ、きました。



この見た目では分かりません。




太麺と細麺、こんな感じです。





太麺はちゃんぽん麺を炒めて、焦がしてあります。細麺はパリパリです。


正直に言いましょう。

かつて食べたちゃんぽんよりかなり良いと思います。
このお店で食べるべきは皿うどんだと個人的に思います。
(あくまで個人的嗜好ですので誤解なきよう)


甘さはややですが、控えられた餡が全体を上手に包み込んでいます。
長崎っ子としては、もっと甘くてもいいとも思います。
もっと立体感というか、素材のひとつひとつの味がもっと迫ってもいいのになあ。


そんなこんなで、途中からTVドラマの五郎さんのように、ソースをかけてみましょう。

もちろんドラマで長崎ソースと出たのは「金蝶ソース」のことです。(長崎人なら定番)

ほら、ちょっといい感じです。

でもね、ホント個人的にはソースは特にナシなのよ。ソースの酸味が甘さを打ち消すとさー。

だからコショウで食べて、そのままゴ~~~ル!!!

これが私の食べ方。でももちろん人それぞれ。それが楽しいのが皿うどんの法則!


なお、番組では「ちゃんぽんにソースをかける!」場面が出たのですが、普通長崎人にはまったく
あり得ない設定で、摩訶不思議状態でした。 さすが関東だね。


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とも也-ヌラシウス-間違い探し

2017年06月10日 | 美味しいもの
ランパスで賑町の「とも也」へ。




もう何度も来ているけれど、この店は良いと思う。



今回のランパスメニューは「肉山ぶっかけうどん」。
この店でぶっかけを食べるのは初めてだ。
量が多すぎるので「小盛り」でお願いしました。



オーダーすると瞬時に厨房から掛け声が。

「5分です~」

そうなんだ、茹でるのに5分なんだ。


でもほぼピッタリに麺は上げられやって来ました。



小盛りといっても十分なボリュームです。

食べると・・・美味い!!!

これよこれっ。

つるつるっといけます。とても良い食感。

薬味のショウガ、わさび、七味、天かすなど・・・
あれを入れてみる、これを入れてみる・・・などいろいろと楽しめました。

それも麺と出汁(つゆ)のベースの部分がしっかりと美味しいからです。


こりゃ良い、また来よう、と思わせるさすがのうどんでした。
かなりの人気店ですので、時間をずらしていくのが良いでしょう。






夜はこちら。




2015 ヌラシウス
  (仏、VDPエロー、グルナッシュ種メイン、赤、千円未満)

とても偉そうなボトル。でも安い。最後の1本。
細かくそろった果実味やタンニン。もっとお奨めすればよかったかな。
とても美味しいです。ちなみに「金のヌラシウス 数十円高い(クリック)」はまだあります。
それでも800円台ですけどね。



最後におまけ。

問題:間違い探しです。
この日ではないのだけれど、ここへ行ったら・・・答えは簡単ですね。



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ピエール-お手軽センダス・デル・レイ-ジャパネットデー

2017年06月09日 | 美味しいもの
栄町にある「ピエール」へ。





オムライス。

いろいろあるようだけどスタンダードなケチャップオムで。




タマゴのふわっとしたところは良かったです。量的にも満足。



この周辺はランチ激戦区。

このお店ではこんなお弁当も販売。



すごくないですか!
これでホントにやっていけてるのか心配になるくらいです。

実際にランパスなくてもこの店はすごくお手軽に食べられます。






さて夜だけど、最近安ワインシリーズ。




NV センダス・デル・レイ
  (スペイン、テンプラニーリョ種メイン、赤、600円台)

お手軽で、優しい。とりあえず心地よく飲めます。
もちろん複雑味とか、厚みは期待してはいけません。でもそれでもいいのです。
無理しないことも大事。ワインに関してはあまり書くことないですけどね。




今度の日曜日6/11はV・ファーレン長崎のホームゲーム。(熊本戦)
何でも「ジャパネットデー」らしくて、スタジアムでジャパネット商品のアウトレットセール
があるそうです。(アウトレットセールの売上金額の10%とオークションセールの売上金額全額を
被災地支援の義援金として寄付です。すごい!)
こちらをご覧ください(クリック)。
ジャパネットやりますね~。

うちの奥さんも張り切ってます。


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リンガーハットお得袋-マドゥバニ

2017年06月08日 | 美味しいもの
リンガハットのお得袋買ってきました。




ほら、どうよっ!

1500円で500円のお食事券が3枚+アルファなのさ。

ただし期限があって、8月末までに使う必要はあるんだけどね。

2口(上の写真ふたつ分)、3000円分買ってきましたよ。
しっかりと使用しないといけません・・・が、使うとあっという間だろうなあ。

コツコツお金やポイントを貯めるのは時間かかるけど、使うのはあっけないし。

それって「信用」もそうなんですよね。長年かけて培った信用は、何かあれば1日で
崩れてしまいます。

「貯金と信用は砂のお城」ってことわざを作りましょうか。

そんなこたーどーでもいい。

これからちゃんぽんプレーを楽しむことにします。


リンガーハットのちゃんぽんのカップ麺もいいかもしれないけど、最近「博多一双」の
カップ麺もコンビニに出ていました。驚きました。
カップめん業界も刻々と進化していますね。






そして今日もマドゥバニでワンパターンのカレーを食べる。

これを混ぜる。


チキンをほぐし、ヨーグルトも混ぜ合わせる。
すると・・・


その混ぜ方の塩梅でいろいろと味も変わって楽しめる。決め手はヨーグルト(ライタ)なのだが、
ここのカレーが、辛くて困っている方は、店主にヨーグルト追加の旨を伝えるといいだろう。
とてもまろやかになる。きっと心優しい彼は追加に応じてくれるだろう。





なかなか上手く撮れない、まぜまぜ写真。今回はどうだろうか?

長崎で屈指の中毒性の高い食べもの。

もう何十回も登場しているので書かなくてもいいのだけど、書くことも中毒化している
のかもしれない。もう自分が止まらない・・・orz。


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たまには恥ずかしいこと

2017年06月07日 | ちょっと怪しい
いつも良いワインを飲んでいるわけでは決してありません。

もちろんこのブログの読者の方ならよくお分かりでしょう。


ワインのこと何~も書かない日は、書くに値しないワインか、たいてい安いデイリーワインの日です。

白状します。



本日は紙パックの安もの。その後焼酎も飲みます。


本来はワインやお酒は「味わうためのもの」で、決して「酔えばいいもの」ではありません。

・・・でもね、実は酔えばいい日もあるのが人間なのさ~。


すべてを的確に処理して、明日に向かって進んでいるわけではありません。



だらけることも、な~んもしたくない時も、悲しく、悔しく、いじける時もあります。
もちろんすご~く辛い夜もあります。

人間、そげん強くないもんね。





さて、先日とあるところで「うちのTVはブラウン管やけん、細かい字が見えん。結構
アバウトで見てるとさー」と言ったら・・・


「何で今頃ブラウン管のTVがあると?!」

「ブラウン管じゃ映られんやろー!」「信じられんー」

って言われました。


・・・あるとですよ。



ほらっ。

14型なので画面も小さくて、細かいところに至ってはアバウトにもなろうというものです。
これが我が家の基本TVです。

例えばクイズで、画面上での間違い探しとか、うちのTVじゃかなりきついんだよなあ・・・。


これって恥ずかしいんですよね。(汗)



でもね、ワインにはお金をつぎ込むとですよ。





さて、ランパスは前回ふられた「ミラン」へリベンジ。

今度は12時ほんの少し前だったので大丈夫。


チキンカレーね。10辛。



うすいという方もいらっしゃるでしょうが、これでも十分幸せです。

お昼時はすごい人気です。やはり女性客が7、8割かなあ。
照れ屋のおぢさんがんばってます。


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ブレマリーからの碧い海

2017年06月06日 | 美味しいもの
やはりここは行っとくべき場所なのだろう。


長崎市南越町(野母崎、野母半島)にある「ブレマリー」(Bremarie)

女子がキャーっていう場所のひとつ。デートにもいいだろうな。





まず望遠鏡がある。




その先には・・・



軍艦島(端島)、中之島、高島・・・。


もちろんキャーっていう女子はそんな島々の悲壮な炭坑史など知る人も少ないだろう。

「募集」という名のものに騙されたように炭坑で働かされ、タコ部屋、飯場、納屋制度など
と言われ命をすり減らすような強制労働させられた中国、朝鮮の人たち。もちろん日本人だって命がけ。
そしてその苛酷さから耐えられなくなり、4~5キロあるこの海を泳いで渡ってこの海岸へ。
うまく逃げられたもの、そして力尽き浜辺に打ち上げられた人たちも・・・。
数年前にこれは調べました。

そんな碑がここにはある(クリック)

そのすぐ近くにこのカフェはあります。




「人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」と
遠藤周作ではないけど、天気の良い日にはその碧さが沁みてくるほど美しい。




時は流れ、今は若い女子たちで賑わう。



哀しみがある過去の海よりもずっとずっと良いと思う。





ピザのランチセット1300円を。



振り振りして混ぜて食べるサラダ。スパゲティーが入っていました。


そしてマルゲリータ。



ここのピザは美味しいと評判だが、確かに悪くはないし、いけてる。



デザートにはパニーニに挟んだバニラアイス。



1時間以上待ったけれど、まあ、の~んびりと時間を過ごしました。

良いかもしんない。


過去の哀しみを覆うように、今の私たちはこの場所で素敵な時間を過ごすことが出来ます。
「過ぎ行く時」を思いつつ、悲しみとその美しさに思いを馳せることが出来ます。

苦労して力尽きた人、蜻蛉のように消えた人、それでも必死に生きた人・・・いろいろ
いたのですね。


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冷やしちゃんぽん-エル・エステコ タナ

2017年06月05日 | ちゃんぽん探索
いよいよこの季節。




リンガーの冷やしちゃんぽんだねー。

昨年は麺のWが出来なくてとても残念だったけど、今年は「替え玉」として登場。
嬉しいじゃないの。

写真では小さくて読めませんが、白は476kcal、赤だと855kcal。
白は意外とカロリー少なめ。

それを良いことに麺を2玉にしよう!



もうね、オーダーの時点で替え玉を頼んでしまう。
奥に見えるのが替え玉。





ここの麺は良く出来ているのさー🎵


あっという間にモリモリと完食。



辛子味噌オーダーすれば良かったかなあ・・・とあとから。



もうすぐ、6/7~ですがリンガーハットのお得袋が発売です。



これ良いですよね。絶対にオマケの分がお得になります。





さあ、夜はこれ。




2014 エル・エステコ フィンカ・ノターブレス タナ
  (アルゼンチン、タナ種、赤、2千円台やや後半)


香りはブラックベリー、プラムなどの黒系ベリー。揮発性を含むハーブやペッパー、
花椒などのスパイス、時間が経って奥の方から甘草や赤い花の蜜がじわじわ。


味わいは濃厚で、果実味がたっぷり。その果実味はちょっと内向的で、時間が経って
ほぐれてくるとだんだんと蜜の風味や甘さを感じるようになります。
しかし、やはりダンディーで内に秘めた華やかさ。いぶし銀的です。
ブラックチョコや砂糖のないココアを思わせる渋さ、黒っぽくてスモーキーなところが、
良くも悪くも、好みが分かれるかもしれません。

3アイテム飲んでみましたが、結果マルベックを採用としましょう。
そのうち入ります。


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郷厨-もぐりの看板

2017年06月04日 | 美味しいもの
長崎市古川町にある郷厨へ。





こちらが普段のランチメニュー。




わおっ、いけるんじゃない?!


せっかくランパスで来た方は普段のランチメニューも見ておいた方が良いし、
お店側もぜひ見られるようにしておいた方が良い。絶対。


さて、今回のランパスメニュー。



チャーハンと魚の揚げもの。そしてスープ。

すごく美味しい。チャーハンはパラパラで香ばしいし、白身魚も下に酸味のある野菜と
相性もバッチリ。鶏と野菜のスープも優しくて大好きです。
さすがでした。

お客さんも多くて、やっぱり人気あるんだなあ。





ところで怪しい看板があったので上げておきましょう。

何となくジワジワ来ました。



ちなみに私の住んでいる長崎市の大浦地区ではありません。佐賀県になってしまいます。

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6月からのビール類値上げの背景-ブラックオークCS(ちょっと長文ね)

2017年06月03日 | ワイン ~2019年
6月からビールが値上げということで、あちこちとお騒がせ状態になっております。


Yahooニュースでもこちら(クリック)に書いてあります。


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ビール、2割値上げの店も 安売り規制、戸惑いの声


6/2(金) 5:02配信

朝日新聞デジタル


ビール、2割値上げの店も 安売り規制、戸惑いの声


ビールの価格は上がり始めている


 お酒の過度な安売りを規制する改正酒税法などが1日施行され、ビールや発泡酒の
値上げが相次いでいる。ねらいは街の小規模な酒屋さんを守ることだが、一気に2割の
値上げに踏み切る店もある一方、違法な安売りの基準があいまいで、戸惑いの声も広がる。


■「違法な安売り」線引きあいまい

 東京都足立区のスーパー「生鮮市場さんよう」のビール売り場。前日まで1千円前後
だった350ミリリットル入りのビール6缶パックが、1日からは150円ほど値上げされた。

 6缶パックを週3回買うという女性(80)は「近所のスーパーを回って、1円でも
安いものを探している。ビールを控え、焼酎にかえるかも」。店で酒類コーナーを担当
する阿部芳邦さん(42)は「ビールは数円上がっただけで売れなくなるほどシビアだ」
と、客のビール離れを心配する。

 それでも値上げに踏み切らざるを得なかったのは、昨年5月に成立した改正酒税法など
の影響だ。商品の仕入れ値に人件費や賃料などのコストを加えた原価を下回る価格で売る
「赤字販売」を原則禁止し、違反を続ければ業者名の公表や罰金、販売免許の取り消し
などが科される。国税庁は来月に「酒類取引専門官」を新設して監視を強化する。

 規制の対象はお酒全般だが、ビールや発泡酒はこれまで大手スーパーなどが集客の目玉
として赤字覚悟の安売りをしてきたことから、対応を迫られて値上げの動きにつながっている。

 首都圏の中堅スーパーは、賃料が高い都心部の店が多く、そのコストを反映した結果、
1日からビール類と一部リキュールの価格を全店で一律1~2割も値上げした。大手でも、
イオンが一部商品の値上げに踏み切った。

 安売りの原資としてビールメーカーが出している「販売奨励金」(リベート)の支払い
基準も厳しくなった。これを先取りしてキリンビールは1月から、アサヒビールも3月から、
リベートの減額に踏み切るなどした結果、店頭価格はすでに上がり始めている。

 ただ、どこまでの安売りが違法なのか、線引きはあいまいだ。たとえば原価に含める
人件費。食品や日用品、お酒といった売り場ごとには明確には分けられない。国税庁は
「合理的な方法で計算してほしい」とするが、「企業ごとに解釈に違いが出る」(スーパー関係者)、
「週末の各社の出方をみて価格を調整する」(大手ディスカウントストア)など、困惑が広がる。

朝日新聞社

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まずは赤字でも売っていた事実があることをご承知下さい。

確かにあいまいな部分はあるでしょう。線を引くのは難しいけど、どこかで線を引かざるを得ません。
それが資本主義社会の、最低限の競争原理です。


簡単に申し上げますと、酒税は全く関係ありません。
増税ではありませんし、国が税収を増やそうとしているわけではありません。


今まで独占禁止法などのルールを破った安売り(仕入れ値よりも安く販売)を規制するということです。

もしもあなたが商売をしているとして、仕入れ値よりも
安く売ることを考えたことがあるでしょうか?


資本主義社会ですが、いくら自由とはいえ、仕入れよりも安く売ってしまうとメチャクチャに
なり、健全な競争が出来ないので、そこを是正しようという規制です。
小売りも、卸も身を削って安売りしていた(買う側は今まで恩恵を受けていた)のを、
改めようとすることになった、ということです。
(定価販売のタバコ、塩に関してはなぜか誰も文句は言いません)



はっきり言います。当店のような弱小小売店では仕入れ値はほとんど上がらず(それでもほんの
一部は上がるものが出そうです)、価格の値上がりも少ないです。いや、ほぼないに等しいところ。


スーパーやドラッグなどは客寄せとしてビールで儲からなくてもいい(他の商材で利益が
見込める)ところは、今までたくさんマグネット商材としてビールやビール味のリキュールを
販売してきました。

その裏には、販売促進費(リベート)やドラッグストアでの薬品類のマージンの大きさ
(なぜかこっちは問題にならないし安売りも行われてこなかった)だとか、あるわけです。
その部分の僅かな改正だと思われてください。


そんな訳ですので、当店での値上がりはあってもとても少なくい(1本プラス数円~20円以内)
と思っていただいて結構です。

酒の小売業界の自由化が行われる前も、よく規制にあぐらをかいて・・・などと揶揄された
こともありますが、マージン(粗利益)は15%前後で商売しておりました。
その中から必要経費を差し引くと、結構ギリギリの状態だったのです。
忙しくても、身体はボロボロでした。

白状しますと酒販業界とはそんなものです。結構ブラックな状態だと思われます。

でもお酒が好きだったり、その味わいや文化を広めようと、情熱を持って多くの先輩方が
やってきました。そして今日に至ります。

でも結果ブラック状態。

嘆かわしいと思います。そのあたりを、値上げに対して文句を述べられる前に、ほんの少し
でもご理解いただけたらなあと思います。





グチ言っても仕方ないので、そんなわけで、今夜はこれ。




2015 ブラックオーク カベルネ・ソーヴィニヨン
   (USA、CS種、赤、千円台後半)

香りはブラックベリー、プラムなど黒系ベリーにちょっとトースティーで、ブラックチョコ、
揮発性のミンティーさ、黒糖などを感じます。

味わいは黒々としたフルーツ。トースティーで小ざっぱりと切れます。
酸味は穏やか、タンニンもバランスとしてはやや出ていますが、そこまで強くはありません。

愛想はそんなに良くなく、引き締まってダンディーです。
肉料理、特に甘めのソースの料理を引き締めてくれることでしょう。

悪くはありませんが、特にすごいわけでもないです。これでなくてもいいワインなので、
今回の採用は見送りましょう。
ちなみにダメ出ししたワインを試飲する経費もかかるわけですが、個人負担です。

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一勝軒-エル・エステコ Malb

2017年06月02日 | ワイン ~2019年
興善町にある「一勝軒」へ。




今回のランパスメニューはラーメン+ごはん+ミニ高菜。



さて、やって来ました。



出てきたご飯、少なめでした。これじゃおにぎりと変わらんです。
せこいけど、むしろおにぎりの方がゴマ塩が付いてお得です。(ちなみにごはん150円、おにぎり100円)

ラーメン600円+ごはん150円で、750円⇒540円とのことです。


でもね、普段でもランチタイムにはおにぎりがサービスで付くので、まったくお得感を感じません。
せいぜいラーメン600円が、540円になったくらいです。
しかも、チャーシューの2枚のうち、1枚はハズレやし。(笑)
微妙にセコイよね。(ランパスやっけん、こいで良かやろ的?)

夏はこれからなのに心の中は秋風が吹きます。


味は基本的に「まるよし味」で、食べ慣れているので・・・。

あぁ、かつての「わげ(一昇軒)」の味が食べたいー!
と、心の叫びもむなしい。




実はこの前にランパス入店を1軒断られました。



時刻は12:25でした。

このお店で、ランパス本を見せて「ひとりですが」と言ったら・・・
「ランパスはもう終わりました」と言われてしまい、この時間から~?!とショックでした。
今まで何回もランパスに参加してきたお店ですが、これは初めて。

ガッカリしたテンションでやって来た「一勝軒」がフツーでした。
まあ、しょんなか。(仕方ない)
明日へのエネルギーにしましょう!

ゲームとして楽しむべし!






ちょっと残念は日の夜はこれ。




2014 エル・エステコ フィンカ・ノターブレス マルベック
  (アルゼンチン、マルベック種、赤、2千円台やや後半)

香りはプラムやブラックチェリーなどのベリーにスミレや甘草、シナモン、ミント、
コショウなど。若くフルーティーですが、ちょっとシラー種にも似ています。

味わいは芳醇なフルーツ、穏やかな酸、しっかりタンニンがあるようですが、大きな果実味に
マスキングされあまり目立ちません。ふくらみのあるスパイシーな果実味がとても魅力的です。

大きく大らかで、濃厚で飲むとメルロ種かな?とか思ってしまいます。でもとても膨らみがあり、
ジューシー、フルーティー。美味しくて、ぐんぐんと飲んでしまいます。いや~良いな~。

ちょっと地味、控え目なところもありますが、こんなやつなんでしょう。
ギシギシとした角がなく、まろやかで良いワインです。
ランチの鬱憤を晴らすことが出来ました。

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KIZUNAcafe-コセチャCS

2017年06月01日 | 美味しいもの
ランパスの穴場狙いでこちらへ。




うちから近場のカフェです。
南山手町にある「KIZUNA Cafe」(キズナカフェ)。

前にもランパスに参加したお店です。
でもこの界隈は中心街やオフィス街からも離れています。ただ、大浦天主堂やグラバー園
の近所なので、来るとしたらジモティか、観光客なのでしょう。



さて、メニュー。



ランパスメニューは「ハヤシライス」900円→540円ね。



まずはスープとサラダがやってきました。





ほどなくメインのハヤシライスです。



おお、肉がしっかり入ってきました。
下手したらビーフシチューかと思うくらいにごろごろと肉が入っています。

こりゃ、良いじゃないか~! と孤独のグルメの五郎さん風にひとりごちます。

味わいも見た目通りにハヤシライスというかデミグラス的味わい、ビーフシチュー的味わいが
お手軽価格で楽しめますよ。

この場所は港も見えて、モダンで、すごく雰囲気も良いので、女子がキャーってなるかもしれません。

ゆっくりとくつろげます。特に他県からの観光客の方には良い雰囲気じゃないでしょうか。




さらに、私は食べませんが、食後のデザートも+300円であります。



そんなこんなのカフェです。特に、大浦近辺にお住まいでない方に足を運んでいただきたいと思います。






そして夜はこれ。




2016 タラパカ コセチャ カベルネ・ソーヴィニヨン
  (チリ、CS種、赤、6百円台)

開けたては鋭角な果実味や酸、少し青っぽさも感じ、いわゆるチリ臭?さがあります。

しかし、ちょっとグラスをグルグルとしたり、デカンタすると良いでしょうが、グラスを移し
替えて落ち着かせると本領発揮です。

香りは明るいベリー系、チェリーやカシス、フランボワーズ的な感じと、赤土、クレヨン、
ハーブにコショウなど。


味わいは価格の割には濃く、明るく口中を踊ります。酸味もピチピチと鋭さもありますが、
グラス同士のデカンタで何とか落ち着くと優しさも感じながら旨みも出てきます。
角さえ取れれば、素晴らしいコストパフォーマンスが発揮できることでしょう。

どことなく未熟感はありますが、お手軽価格としては十分です。
デカンタテクニックでまろやかにしてからお召し上がりを。

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