『すてきにハンドメイド』5月号には、
来年1月に開催される「東京国際キルトフェスティバル」の「パートナーシップキルト」についての
情報が載せられていました。
「パートナーシップキルト」とは、
毎年お題が出まして、
そのお題にのっとって、一人1枚のキルトトップを作成し、
NHKに送りますと、
監修者が中心となってそれらのトップを縫い合わせ、
2メートル大のキルトに仕上げて、展示してくれるものなんです。
毎年1万枚近い数のトップが集まるので、
数十枚のキルトが並ぶことになるんですよ。
送ったものは、必ず展示されるので、
自分の作品が入ったキルトを見るのは一つの楽しみでもあります。
この数十枚のキルトは、
チャリティーになってて、
チャリティー券を購入し、自分の好きなキルトに応募しておくと、
その中から抽選で、そのキルトが手元に届くというお楽しみもあります。
一昨年は、わたしの上司が自分のが入ってるキルト、ゲットしたんですよ!
わたしがこの企画に参加するようになってすでに4回。
「ミュージック」で「指揮カエル」、
「ガーデン」で「カマキリかまちゃん」、
「生命の木」で「ミノムシのみの太郎」
そしてこの1月の「東京国際キルトフェスティバル」のお題は「ハウス」で、「ヤドカリちゃん」を作りました。
そしてその「パートナーシップキルト」、
今回のお題は「わたしの好きな動物」ということです。
なるほど、そうきたか〜という感じ。
これは楽しいモチーフがいっぱい集まるだろうな〜〜と。
監修されるのは、小関鈴子先生。
わたしの頭の中には、ここ何年かずっと浮かんでいる動物がいましたので、
それを思い切って今回モチーフにすることにしたんです。
その動物とは、
はい、「カメレオン」です。
これは一度布に起こしてみたいと思っていた動物。
色がカラフルで、
造作も個性的。
動きもなんともユーモラス。
「あーでもない、こーでもない」と、イメージを膨らませながら
いくつかの写真を見ながら何度も何度も絵に描いてみたところ・・・。
最初は怖かったんです。
恐竜やん。
右の絵を見た夫「手が怖すぎる!」
どうしてもリアルに描くとわたしのレベルでは怖くなっちゃう。
思ったより難しいです。
いくらかスケッチし、「カメレオン」のフォルムを掴んだところで、
今度は自分オリジナルの絵にしないといけません。
他人のカットは使えませんので。
どう可愛く、
ユーモラスに描くか、
さらに布に起こしますから、
できるだけシンプルなイラストにするか!
「ちょっと丸い顔にしてみようか・・・」とか言って描いてたら、
カメレオンとは別物になっちゃうし・・・。
でも、ここに眉毛を描いたのは、夫です。
「なんで眉毛つけちゃうの?」思わず聞いたわたし。
「眉毛じゃないよ。顔の凹みだよ〜」
???
なんか変。
そんなわたしの隣で、
夫が面白がってこんなのを描いてました。
夫、「どう見てもべしだ、べし」。
懐かしい『もーれつア太郎』で登場する「べし」のこと。
若い人にはわからないだろうから、
ちょっと描いてみますね。
「べし」はこんなの。
これ、一応カエルです。
子供の頃、よく描きましたっけね〜。
夫の絵、べしにも似てないじゃん!
ちなみに他にも強烈キャラクターがおりまして。
「ニャロメ」と「ケムンパス」も。
その後、夫が面白がってさらに描いた「カメレオン」。
これは横向きのオーソドックスな姿。
これにヒントを得たまんじゅう顔。
なんとか形にしてみました!
出来上がったモチーフはこれ!
色もつけてみました。
15cm四角の中に、
うまく体全体が入らないといけないので、この格好にしました。
カメレオンは、顔だけでなく、
手も尻尾も面白いからどうしても入れたくてね。
最初の「カメレオン」よりはちょっと可愛くなったかな。
同時にイケメンな感じにもしたかったんですが〜〜。
これを見た夫、
「いいんじゃない〜〜。でも布選びが難しいね〜。特に背景の布!」と。
わたし、カメレオン本体の布に関してはちょっと心当たりがあるので、
それがうまくハマるかどうかです。
背景の布は思い切って文字の入ったものはどうかしら??
提出締め切りは7月31日。
まだまだ日があるので、
ぼちぼち布合わせをしていきたいと思います。
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