手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

まーさんのネイル(パート2) & 獺祭届く

2022-09-20 | 介護
(↑夫の誕生日プレゼント「獺祭」が届きました。酒造元からです。今回二割三分を購入しました。とてもフルーティで美味しいと満足顔の夫。良かったと思いました)



いろんなことに関心が薄くなっていくまーさん。

かつてはうるさすぎるほどいろんなことに反応してたのに、

最近はさっぱり。


そんな中でも、

今も毎日きちんと管理している爪。

そして変わらない綺麗なもの好き。


わたしのジェルネイルの爪を見て、

「綺麗だね〜」と言い、

時に近づいてきて触ったりもする。


そこで、まーさんにジェルネイルはどうだろうと

ネイルをしてもらうところを探していたら、

なんといつもお世話になってる美容室で、

カットをしてもらってる間にやってもらえるとの話を聞き、

飛びつきました。


その予約当日。

はからずも、敬老の日となりました。


別の系列美容室からネイリストの方がやってくる関係上、

色を最初に限定しておかないといけないということで、

朝早く電話がありました。

かつてよくマニュキュアで赤をしてたのを思い出し、

赤と、その他は自然色をお願いしました。


席につき、まずは色選びから。

自然色を何色か見せてもらっても「選べない」と言ってたまーさん。

「こんなのもあるよ」と赤を見せたら、

「これがいい」と即決。


夫は、家を出る時マーさんに「赤にする?」と聞いたら、

「そんな色、嫌だ」と言ってたのを聞いてたので、ちょっと不安に。


でも、親指を真っ赤に塗ってもらって、

「お母さん、どう?」とわたしが聞いたら、

「わ〜〜、綺麗だねえ」と嬉しそうだったので、

今回は「赤」でいくことに。




いつもは美容室にわたしと夫で連れて行って、

まーさんだけ置いて、わたしたちは一旦帰宅するのだけれど、

今回はどうなるかがわからなかったので、

わたしが一緒に付き添いました。


真っ赤に塗られた爪を見て、

「わ〜〜」と喜んで、笑顔が出てきたまーさん。

カットもすっきりしてもらって、

満足、満足で帰宅しました。

これが出来上がった爪!




けれど、帰ってから

夫に「爪、変わったね」と言われると、

「わ〜、綺麗だね」

「でも、これどうした?」と、

もう美容室に行ったこと、

ネイルをしてもらったことを忘れてしまってる。

でも、時々、手を広げて繁々と眺め、満足そうな顔をする。

でもその度ごとに、

「これ、どうした??」


それが夕方くらいになると、

「これ綺麗でしょ。わたしがやった」ということになっちゃった(笑笑)。


まぁ、今回はまずはお試しのジェルネイル。


今後、どこかの時点で「もう嫌だ」というかもしれないし、

すぐにとってしまうかもしれないし、

いつの間にか爪切りでカットしてしまうかもしれないし(爪切りと鋏をリビングの目につくところから全部隠しました)

どんなふうにこれからの1、2ヶ月が進んでいくかわからないけど、

「今を生きる」まーさん。

爪を見るたびに、満足そうな顔をするので、

まずはいい兆候。


美容師さん曰く、

「老人ホームで何が喜ばれるかというと、口紅とマニキュア」ということで、

女子は女子。

幾つになっても「きれい」が一番。


今週はディケアに行ったら、随分爪のこと

スタッフさんや周囲から声がかかるんじゃないかな。


彼女の中で何かが甦ればいいなと思い願うまんじゅう顔なのでした。


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コメント (2)
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