体のメンテナンスに行った時、
同じ施設内にあるお決まりの「大戸屋」でお昼をとり、
その後、一人で映画館に行きました。
最近は、
休みにはまーさんを誰かが見ていないといけないので、
家族まとまって映画に行くことはほぼなくなりました。
少し前は、
わたしが留守番をして、
夫と息子で『生きる』を観に行きましたっけ。
もう息子は大泣きだったとか。
この日、
夫や息子は当たり前ですが仕事に行き、
まーさんはディへ。
わたし一人でしたので、
思い切って映画館に行きました。
実はこの歳になってなんとか
「一人映画館」ができるようになったのですよ。
若い頃は、
映画館って、暗くてちょっと怖く感じて、
絶対一人で行くのなんて無理でした。
これくらいおばさんになってようやくです(笑)。
観に行ったのは、
『わたしの幸せな結婚』。
春休み中は、映画館内がごった返していて、
流石にちょっと緊張しましたが、
今回はどうだろうかと
恐る恐る映画館ある階のエスカレーターをおりましたら、
それがですね・・・。
いつもは行列になっているフード&ドリンクのエリアも、
ガラガラ〜〜。
この映画も、
2番目に大きいスクリーンでの上映だったのですが、
お昼のこの回は数人でした。
実はこの『わたしの幸せな結婚』、
わたしはかつて、
オンラインコミックで何巻か、
無料の分を読んだことがあったのです。
ヒロインである美世(みよ)の健気さや、儚さ、
それを優しく受け止める主人公の久堂清霞(くどう きよか)。
その題の通り、
最初の方は、
薄幸の娘さんが結婚によって幸せになっていく、
そんなイメージがコミックでは強くて、
「続きを読みたいなあ」と思っていたところでした。
それをなんと、
映画でやるって知った時は、
兎にも角にも「見に行こう〜」と思いました。
ただ、
最初だけをコミックでかじっただけだったので、
実際は、
異能とか異形とか、いわゆるファンタジー、
仮想空間での話のような部分が強くて、
ここはちょっとしっかり見てないと、
何が何だか・・・ちょっとついていけない部分もありましたが。
久堂清霞(くどう きよか)役の目黒蓮さん、
とてもとても良かったです。
わたし、ジャニーズ好きではないのですが、
以前から目黒くんはちょっと注目してました。
ジャニーズっぽくないかなとも思ってました。
彼がこの役をやることに
イメージが合わないと言われる方もあったと聞きますが、
わたし的にはピッタリだと思いました。
彼、いい役者さんですね。
何より背が高くて軍服姿が凛々しく、
20代半ばということですが色気もあるし
演技力もある。
横浜流星さんっぽいけど、
またちょっと感じが違う。
彼よりももっと線が太い感じがする。
斎森美世役の今田美桜さんも適役。
最初、誰?って思うほど、彼女の日頃の雰囲気は消えてました。
声が何より可愛い。
面長顔の高身長の目黒くんと、
丸顔の小柄な今田さん。
このアンバランスがまたちょうどいい。
正直なところ、
クライマックス部分の戦闘シーンは
ちょっと長すぎて間延びし、
見ていてしんどくなったのですけど、
それ以外はなかなか面白かったです。
主役二人も脇の役者さん達も芸達者揃いで、
グッとファンタジーの世界に引き込まれました。
津田健次郎さんや尾上右近さんの存在は、
最初から何だかとっても気になる〜って感じでしたし。
ゆり江役の山本未来さんが温かく、
久堂家の雰囲気も良く、
映像も陳腐にならなかったですね。
ただ、帝のお住まいの雰囲気は
ちょっと異様な感じがしましたけどね・・・。
春休みに見に行ってたら、
多分ジャニオタさんたちをはじめ、
若い女の子たちの熱気や興奮も
映画館で感じることができたでしょう。
こういう熱気の中観るのも楽しかったかもと、
今回は、
ゆったり観られたことがちょっと残念な気さえしたわたしでした。
エンドロール、
何気なく見てましたら、
監督はなんと塚原あゆ子さんでした。
最近では『石子と羽男』、
『最愛』『MIU』『アンナチュラル』などなどの
演出を手がけてらっしゃるTBSスパークルの演出家です。
なるほど〜と納得しました。
どうも続きがまたつくられるような終わり方でしたよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この日の我が家の庭
どちらも遠方でゲットした花ですが、今元気です。
↓「魚龍梅」、咲きはじめました。
沼津で200円。
↓黄色い「ビオラ」、鎌倉駅前の花屋さんで。
これも200円でした。
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