村はずれにあるたった一体の
地蔵の肩がブルブルッと揺れた
おっと、そっちは暗い森への道だ
引き返して珍念和尚の許へ行くがいい
今ごろ新年の法話をやっている頃だ
ゆく年くる年のような鐘はないが
ありがたい話を聞くために
村人がたくさん集まっているぞ
引き返した蓑笠の後ろ姿を確かめて
地蔵はまた道端の地蔵になる
誰が手向けたか椿の花が一輪
足もとに置いたままいつもの姿に
雪が降る
ししんと降り積もる
珍念和尚の庵の方から人が来る
いい話だったわねと話しながら村の方へ
地蔵の話は心温まる物が多いですね。
傘地蔵を思い出します。。。(^O^)
今年も楽しいポエムや川柳を楽しませてください。
本年も宜しくお願いします。
お地蔵さんは庶民の味方ですよね。
傘地蔵の話は絵本で詠んだような気がします。
画のない作品が続いていますが、本年はたまに花の写真でも入れられればと願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
新年に相応しく、ほおぼのとした情景が浮かんでくる素敵なポエムでした。
本年も引き続きよろしくお願いします。
道しるべ地蔵が 心の底にいてくれたら、迷わなくてすむのに・・。
もちろん、山道にもいてほしいです。
tadaoxさんの 折にふれての 暖かいコメントに感謝しております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お地蔵さんの力を借りてポエムにしてみました。
ありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
いつも山野草や昆虫などの小さな命に寄り添って観察を続けるはなねこさんには、すでにお地蔵さんが住んでいると思いますよ。
そういえば高峰山の昇り口には何体か道しるべ地蔵さんがいたような気がしますが、どうだったでしょう?
本年も順調な山歩きを願っています。
※椿の赤が目に浮かびました🐻
それに素敵なコメントありがとうございます。
夜、寝かかっていたらいきなりお地蔵さんが現れたんですよ
たぶん1月2日に見るのが初夢じゃないかとハッとして飛び起き、すぐに書きました。
除夜の鐘の印象が残っていたんでしょうかね、富士山や鷹の夢は見ませんでしたが、地蔵さんの夢もありがたいと思いました。
本年もよろしくお願いいたします。
先住民アイヌ人の大地であり、自然そのものが神(カムイ)であるからでしょう。
そんなあり方が私は好きでした
北海道では地蔵さんをあがめる習慣はないのですね。
土地全体がカムイ(神)なんですね。
よくわかります。
それが一番自然な考え方なんでしょうね。
ありがとうございました。