どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

どうぶつ・ティータイム(339) 『ひと足早い・菜園閉会式』

2021-08-04 17:14:44 | 家庭菜園

連日の猛暑日が続いて、ミニ家庭菜園にも疲れが見え始めた。

キュウリはもう花をつけなくなり、残ったものも黄色くなったベビーキュウリの状態で成長が止まってしまった。

 

 

トマトは、中玉が青いまま色あせてきて、赤く熟する前に黒カビにやられそう。

 

 

とりあえず収穫できそうな中玉トマト。

 

 

上の中玉は、もう二週間以上も青いままで、ピクルスにした方がよさそうだ。

 

 

長ピーマンは、これを収穫してお役目ごくろうさん。

 

 

茄子も、今年はかなり良く出来て楽しませてもらった。

まだ、木は健在だが、そろそろ仕舞いにする頃だ。

まだ花がついているから、花どうなるかで運命が決まる。

 

            *

 

思えば、さわやかな柔道の阿部兄妹の金メダルに始まって、わが菜園も期待どうりの収穫ができた。

 

 

 

女子400mメドレーの大橋悠依は金メダル2個を取って、バラ色の景色を見たはずだ。

本当におめでとう。

わが菜園にも、上のようなトマトが2、3個採れたから、こじつけて金メダルをあげよう。

 

 

キュウリは、団体戦で惜しくも銀メダルに終わった男子体操というところか。

橋本大輝選手の、個人総合・鉄棒は、ミニ菜園を見回しても例えるもののない快挙だ。

内村航平選手のDNAが、完璧に引き継がれた。

 

 

ミョウガは採れたてで若々しい。塩酢漬けにしたら、食が進む。

こちらはオリンピック新規採用種目のスケートボードで金銀を手にした、男女4,5人の選手に例えさせてもらおう。

偶然、幼児の座椅子が、スケボー競技場(ストリート・パークなど)に見えてきた。

 

日本はメダルラッシュに沸いている。

表彰式には、メダルのほかに花束が贈られる。

 

こじつけついでに、畑や家の周囲に咲いた花たちにも参加してもらう。

まずは、ヤマユリ。

 

 

次は、オシロイバナ。

 

 

続いて、ホタルブクロ。

 

 

畑にはジャガイモ。

 

 

最後は、ビオラに見えるが、葉がちがうようにも。

 

 

無事にメダル・花束の授与が済んだので、いよいよ菜園の閉会式に移る。

 

 

IOC(国際オリンピック委員会)の方針で、競技が終わった選手団から帰国することになっているので、閉会式に参加できる外国選手は少なくなるだろう。

ちびたキュウリ、インゲン、ミニトマト、ピーマン、茄子のほかに、ミョウガに応援を頼み、今夏のミニ菜園は8月5日をもって早めの閉会式を執り行うことにした。

次期開催国へのオリンピック旗引き渡し。

酷暑と酷デルタ株に耐えて、皆さんよく頑張りましたね。

たくさんの困難をうまく切り分けてのオリンピック、世界はきっと評価してくれることでしょう。

困難だったからこそ、平時では得られなかった充実したものを、手にすることができたのだと思いますよ。

 

   (おわり)

 

 

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