奥多摩湖
(ウィキペデイア)より
流れ流れてどこまで行こか
おいらは多摩の川の水
笠取山の分水嶺の
水干(みずひ)を発してはるばると
つかのま憩うは奥多摩湖
緑の滝がなだれ落ち
麦山浮橋の手すりから
若い女性の声がする
鹿もタヌキもイノシシも
人間さまもみな集う
命の綱の多摩の水
そろそろおいらも旅仕度
白丸・鳩の巣・古里(コリ)・川井
御嶽・沢井に軍畑(イクサバタ)
線路が出来る前までは
おいらも鮎も無垢のまま
鉄砲水で落とし込み
軍畑の貯木基地で筏に組む
いよいよ出番の若い衆の
筏流しの木遣りがひびく
江戸のお城の用材も
木曽の檜の後塵なれど
材木問屋はえびす顔
稼ぐ駄賃は骨休め一夜の夢に遊びます
かくいうおいらは生真面目に
羽村の堰をくぐり抜け
多摩本流をめざします
六郷橋を上に見て旅は終点また今度
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その上流から下流まで楽しいポエムですね。
また教えてください。
教えていただくのはこちらの方だと思いますよ。
それはともかく、湖を周回して山梨県側に抜けたことがありますが、実に奥まったところへ来たんだなあと感激したことがありました。
今回お立ち寄りいただき、ほんとうにありがとうございました。