繭玉
(画像はウィキペディア)より
真綿って見たことありますか
真綿色したシクラメンほど清しいものはない、と
小椋佳が詞にしたあの真綿です
真綿は蚕が作る繭玉のうち生糸にできない品質のものを
苛性ソーダなどで処理し水洗いの後
繭の繊維を伸ばして重ねたものです
色はやや黄色みが乗った白とでも言いましょうか
真珠の色に近いかもしれません
綿花の白と違って動物性の共通性があるようです
むかし近所のおばあさんが
縁側の廊下に座って繭から糸を紡いでいました
あれは輸出されていた生糸と一緒です
絹布に織られて貴婦人のドレスなどになりました
真綿は布団の四隅などで木綿の移動防止に張られました
家族の防寒着である綿入れなどにも
真綿のチャンチャンコは温かいです
脱いでおくと猫に占領されます
真綿色のシクラメンは素朴で愛しさを感じます
小椋佳の詞は古風です
なぜか真綿色が合うんです
その曲が爆発的にヒットしました
布施明の歌唱力も優れているからでしょう
曲調も歌いやすいのでしょう
でも小椋佳の詞は完璧だと思いませんか
シクラメンのかほりの季節になりました
シクラメンは何色でもきれいですが
出逢いのときの君のようなのは真綿色だけ
真綿は、見る機会が少なくなりました。
白くふわふわした感じがイイですね。。。(^∇^)
シクラメンのかほり。。。素敵な曲ですよね。
今年、1年お世話になりました。
どうぞ、良いお年をお迎えください。
真綿はもうほとんど見られませんよね。
綿入れなども黄なくなりました。
布団も羽根布団。
綿花と真綿でつくる布団はかえって希少価値があるかもしれません。
「シクラメンのかほり」は小椋佳さんは自分では気に入らずしばらくお蔵入りしていたというエピソードがありますがそんなものかもしれません。
こいらこそ一年間お世話になりました。
(yamasa)さんは休みなく取材でしょうが年末年始の写真を楽しみにしています。