さて今回試したのがコレ。
フランスはボルドーの「シャトー・カルボニュー2008」
ワインを飲み始めた若い頃に何度か飲んだんです^^
最初の印象は「本物だなぁ!」というものでした。カベルネ・ソーヴィニョンと
メルローをブレンドした典型的なボルドーの赤。その凝縮された濃さは
最初に口に含むと少々苦味があって土臭いほど。土壌に浸み込んだ
水分を、葡萄の木の根が深いところから吸い上げて、たわわになった
実を膨らませ、それを搾って熟成させたんだなぁ~、と実感してしまいます。
そしてコルクを開けてから30分ほど。グラスに入った深い赤紫の液体を
くるくる回しながら豊かな香りを楽しんでいると、ワインがじっくりと開いてきて、
味がまろやかに変化してゆくのです。またひと口と含んで喉を通ってゆくと、
濃厚な葡萄と樽香の、絶妙なハーモニーが繰り広げられるのです。。。