トルファン郊外の高台に、巨大な城址遺跡があります。6世紀初頭からのもの
らしいです。
バスを降ろされて、「40分の観光時間」と言われました。
なかはどれだけ広いかわかりゃしない。しかたなく一本道をずんずん進む。
上り坂も大変ですが、とにかく太陽光線がものすごく厳しい。オーブンの中に
いるみたい。これならウルトラマンだって10分くらいは地球にいられるぞ。
しかしこの気温、じじばばだったら倒れそう。観光客は沢山いるけれど、流石に
じじばばはバスで待機という人も多いようだ。
むかしは大きな街だった、というのが偲ばれて、なかなか壮大。
盆地だもんだから湿度があって、立っているだけでも汗がダラダラで、体力を
消耗する。
真っ暗な夜に歩いたら、亡霊たちが大勢で彷徨っていそう?でもこの強烈な
日差しの下じゃね^^; お化けもひからびちゃう?(^益^)
おお、素晴らしい景色だ…と思うこのような場所では、横に沢山の記念撮影を
する中国人がいるのです~~w
中国人のなかでも特におばさんやおねいちゃん達は、両手をあげて嬉しそうな
顔をして写真を撮ってもらっています。しかし混んでいるところでは、隣に他の人が
入っちゃうでしょう?そんなとき、やつらはいきなり手で押しのけるのです!
私もこの写真を撮っているとき、横のおねいちゃんにいきなり「どけ!」と
押されました…。「お前が写真に入っちゃうだろ!」ということです。チラと目を
向けたら、苦笑いしながら「ちぇっ」という顔をしていました。なんとまあ失礼なw
40分だと、ほんとに展望台までずんずん歩いて行って、写真を撮ったらまた
ずんずん帰って来てちょうどぐらいの忙しさでした。じじばばなら往復無理w
時間通りにバスに戻ると、ほとんどの人がもう座っていましたが、まだ何人かは
いませんでした。バスガイドさんは時計を見てやきもき。結局最後に戻ってきたのは
15分程遅れたおっさんでした。
そのおっさん、ガイドさんが「時間を守ってくれないと困りますよ」と言うと、逆切れ
してなにかを言い返していました。チェングォに聞くと、「このあとの食事の時間を
短くすりゃいいだろ!」と言ったらしいです。
なんと無礼な…。このオヤジ、走行中にガイドさんが一生懸命説明しているとき、
携帯で大声で話し続け、ついにガイドさんは説明を中断したというフトドキモノ
なのです。
「みんなに白い目で見られるのを気にしないのかな」とチェングォに聞くと、
「ああいうやつはたまにいるもんなんだよ」とのことでした。こういうのが大陸に
数多く生息しているなら、早く絶滅してほしいものですねェ^^;
*さて、「新疆ウイグル自治区の旅」のまとめビデオを作りました。
例によって、↓ 以下のサイトで見て頂いたほうが画質がいいです(^益^)b
http://www.youtube.com/watch?v=3L6iAtTo-K0