こちらは飯盛山の中腹にある「さざえ堂」。1796年に建てられた、六角3層
高さ16ⅿ、らせん形の昇降通路の造りになっています。
この入り口の前に切符売り場のボックスがあり、そこのおばちゃんが観光客が寄って
くると、「こちらは世界に例のない、らせん形の通路で・・・是非ご覧ください」
うんぬんと説明する。年季が入ってます。。。
これ、登りと下りが別々になっており、人がすれ違うことがありません。他に誰も
いなかったけど。ギシギシと音を立てて登ってゆきます。
ほどなく頂上に到達。いっぱいお札が貼ってあります。
で、下りの通路を回って降りて行くのです。ちょっと面白い構造です~(^益^)w
まち巡りバス「赤べえ」に乗って、街の西側、七日町にやってきました。これは
「なぬかまち」と発音されていました。
ここは駅前にある「阿弥陀寺」。
注目すべきは本堂の左側にあるコレ、実は鶴ヶ城の本丸にあった建物で、「御三階」と
呼ばれています。外観も名前も「3階」ですが、2階と3回の間に天井の低い部屋が
あるので、実は4階建てです。
おうむのショーコーが逮捕されるときに、こういった隠し部屋に潜んでいて、あっさり
捕まっていましたね^^; ここの最上階は、上からはしごを降ろさないと上がって
ゆけない仕組みになっており、密議所に使用されていたとか。
前回来たときにここらをぶらついて沢山写真を撮りました。こういう古くて味のある
建物が多いのです。これはいわゆる看板建築というより、2階は立派な部屋になって
いるのかな?
創業300年を超えるという白木屋。会津漆器の店で、今は資料館になっているそうです。
「呉服百貨店」、"Department Store"という横文字がハイカラですねー。ほれぼれ
する造りではないですかー。
正面には「第二営業所」と書かれていましたけど、横では「第二チェンストアー」
だってさ。すごくかっこいいけれど、看板建築って横から見ると、ちと悲しいよねー。
正面だけでなく、箱全部をこういう立派な造りにするって考えなかったのかなー。
奥に磐梯山、その前に猪苗代湖(言われないと湖はわからないよね)、手前左には
市の木、「アカマツ」だそうです。素敵なデザインですよね。「おすい」って言葉が
イメージを崩すけど^^;