旧伊藤家、旧斎藤家の別邸を見たあとは、30分ほど歩いて旧小澤家の住宅にやって
きました。「北前船の時代館」という名前がついているように、ここは回船問屋で
財を成した商人の豪邸。もう外から見ても、その広さがわかります。
小澤家は江戸時代後期から新潟で活躍していた商家です。最初は米穀商でしたが、
明治に入ってから回船経営に乗り出し、運送・倉庫業、回米問屋、地主経営、
石油商と事業を拡げ、例によって新潟の政財界の要職についたのです。
古いミシンが印象的。
庭もすごい。日本各地から庭園の材料を集めて造られています。
梅の咲く季節でした。
部屋をとりまく廊下。そして一面のガラスがとってもモダン。
通り土間の長さも印象的。柱の上に、くるりと鉄のパイプがあります。ガスを引いて
いて、ガス灯をつけていたのです。
欄間がとってもおしゃれですよね。一流の職人に造らせたのでしょう。
風呂がかわいい。着物を置く畳があるのも贅沢。
その手前にはトイレと流し。これもすごく手がかかっていますね。
さっき見た居間の天井を見ると、おお、洋風の照明とはね~。w(゚益゚)w