豊橋に到着。あとは夜の町に繰り出すだけ。
だいたい駅から線路沿いに横に入っていくと、夜の町があったりするのだ。しかし
この日は日曜。閑散としてるぜ。。。
あちこちやっている店はあるのだが、何か違和感がぬぐえない。なぜだ?
おかしい。ここは吉祥寺や下北沢じゃないのに、こんな若者向けの店ばかりだ。
すきまに暗くなっている(閉店している?)場末の居酒屋があって、開いている店を
のぞくと若者ばかりがちらほら。
そぉ~か、こりゃあ昔のおんぼろ飲み屋街が朽ち果て、空き家になっているところに
若者向けの店を人工的に誘致して、改装した店ばかりが並んでいるんだな?恐るべき
町おこし!これで若者がワンサカやってくるのか?かつてなく増殖しているジジー
たちはどこへ行けばいいのか?「共存」ってアイデアはないのかなー。
場末の飲み屋街があったはずの駅の北側はあきらめ、橋を渡って南側へ行くことにした。
橋の下には、こんな朽ちた昔は魅力的であっただろう店の跡がある。
何やら侘しいのう。しかし駅の南側に出れば賑やかな繁華街があるはずだ。
東海道線をまたいで行きます。
大きな街だと、逆にどこに入っていいか選択が難しくなるってもの。それなりに数は
たくさんあるのだが。。。
こういうときは、少し路地裏に入るといい。
今宵は「豆の木」に入ってみようか。
なかなかの「当たり」でした。常連さんがひとりふたりと入れ替わるくらいに空いて
いる。ご主人のじーさんと、30代くらいの娘さん(?)のツーオペ。適当に静かで、
たまに声が交わされるくらいの落ち着いたやりとり。気を遣わなくていい。
それくらいリラックスすると、酒が進む^^; ビールのあとは普段は酒にするのだが、
この日のつまみは「イカ明太子」のみの気分だった。そういうときは焼酎がいい。
もちろん芋。すぐにグラスが空いてしまい、「すみません~、おかわり」と言って
注いでもらう。旅先なのでボトルは頼まない。なので「また一杯」となる。ご主人は
「あんた、酒好きだね・・・」とつぶやく。「好きですよ。弱いけどね^^;」と
返す。つまみ一品で飲んでばっかりいるからそう思われるんだよね。