さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

立山アルペンルートに出発

2023年06月10日 | 関東甲信越


今回の旅は、立山アルペンルートを通過して富山まで行きます。途中電気バス、
ケーブルカー、トロリーバス、ロープウェイなど様々な乗り物を楽しむ行程。

急いで行けば、東京からは出発したその日のうちに山まで行けますが、最初の宿泊地は
いつもの甲府。近い! だって、甲府のなじみの酒場で酒を飲み、次に上諏訪に泊って
酒を飲み、それから伊那に行くか松本に行くかと、いつもの各駅停車の旅なんです。

というわけで、まずは私鉄で高尾まで行って昼飯から始まるわけだ。駅に近いビルの
2階に上がると飲食店がいくつか。昭和レトロな食堂がありました。


アジフライ定食で今回の旅は始まった。向こうの席ではおばーちゃん軍団が大きな声で
ワイワイ楽しんでいました。ひとりしかいないおばちゃん店員をつかまえて「肌が
とてもきれいよ」的な意味不明のおしゃべりが長々続くもんだから、業務が滞るの
なんのってw


んで高尾駅からスタート!


中央線は山の中を通り、勝沼ワイナリーを通り過ぎて行く。


ブドウ畑が続いて富士山が見えたら甲府盆地だ。


信玄公にご挨拶。ここに灰皿があったはずなんだが撤去されたようだ。駅前、コンビニの
入り口横なんかもどんどんなくなっている。「吸う人ってやーねー」感は増えている。
新聞で「中年・熟年男の婚活」という記事を読んだら、アドバイザーが「社会的地位が
高いとか年収が高いとかいってもそう簡単にはいきません。まず喫煙する人はダメです」
と言っていた。はっはっは。地位もねーし喫煙&飲酒でどうだいw


岡島百貨店は閉店していた。そのうち更地になって、マンションでも建つのか。


ホテルの窓から。いつも安いところに泊るわけですが、全国旅行支援があってから
かなり値上がりしてやがります。この業界はとても大変な時期を乗り越えてきた
わけですから仕方ありませんが、旅行が趣味の利用者としてはつらいなあ~w


むこうに「バルボラ」とか「スチワーデス」とかいった老舗を見ながら手前の
オリンピック通りの酒場へ。ちなみに酒場で話題になりましたが、いわゆる石鹸国の
店は新規オープンが出来ないことになっているので、古~い店だけが残っている
そうです。繁盛して儲かっているとか?


さてこの飲み屋街、昭和の雰囲気そのままなので、よく映画の撮影なんかに使われる
そうです。たしかにセットみたいだもんねえ。


「くさ笛」は長年通っていましたが、続けてテレビに出たとかでやたらに混雑する
ようになって足が遠のいてしまいました。というわけで面白いマスターのいる
「えいじ」に。


ここはジビエの店。熊だの鹿だのいろいろありますが、俺はだいたい鳥を頼むなあ。
「親鳥の塩焼き」は美味かったぞ。マスターのいろんな話を聞きながら、シェリーや
ウィスキーを飲みました♪


で、ここで飲むために甲府に泊るんです。「ノア」。


いつしかここで飲むのはダンディーなマスターがいつも飲んでいる「角の水割り」
となりました。

この店にはたくさんの常連さんたちがいます。そして仲の良い地元の人たちの話に
花が咲くわけですが、今回は初めて聞くすごいおじーちゃんの話になりました。
その爺様は、いつも長靴に100万円の束をさしこんで豪遊していたそうです。札束は
財布には入らないし、ポケットに入れるよりはなくさないですむとか。そしてその道の
プロの女性を連れて飲み歩いたそうです。かなりのお年でしゃべっても意味不明な
愉快な人だったとか。

しかしさすがに散財のひどさに息子さんが怒り、その札束が50万円、30万円と金額が
下がってきたそうです。するとそれにたかっていた女性が怒りだしたとか。なんだか
悲しいやら恐ろしいやらというすごい話でした。。。