ケーブルカーを降りて、ついに立山アルペンルートもおしまいです。数分後に富山行きの
電車が出発するところでした。次は1時間後。急ぐ旅ではなし、このあたりを散策して
みましょうか。何もなかったら喫茶店でもあるかな。
すぐ近くに川がある。
立山連峰から流れてくる水はとってもきれい。あの山の上の雪解け水だなあ。
駅をはさんで反対側に行くと、「立山カルデラ砂防博物館」なるものがありました。
おお、これは入れねヴァ。無料エリアと有料エリアがありました。1時間もないので
なんちゃらシアターがある有料エリアはやめておき、無料エリアに入ってみる。
おお、通ってきた雪の壁だ。いまはバスより少し高い程度だったけれど、こりゃ5倍
くらいの高さがあるぞ。すごいねェ~~w
砂防っつ~のは、切り立った谷に流れる水は大雨が降るとすぐに氾濫し、鉄砲水が
発生するので、それを食い止めるべく何か所も水を堰き止めて、災害を防ぐ工事
なのです。
土砂災害の映像がありました。広島であったなあ~。
そうそう、熊本地震でも山が崩れましたね。
狭い谷底を流れる川が氾濫すると、何トンもあるような巨石なんかが一気に山から
崩れ落ちてくるという映像もありました。そしてそれを防ぐために砂防を作り、
長い年月をかけて山を整備してきたという映像など、ひとつ数分のプログラムを
結局全部見ました^^; これでおいらも砂防博士!
砂防工事をするために活躍したトロッコ列車もありました。
急な山の斜面で作業をするため、こんなふうにスイッチバックを何度も繰り返して
トロッコは上り下りをしたそうです。