ちらほらと観光客がいました。
外国人は少なく、ほとんどが中国人でしたよ。
ず~~っと昔から変わらない様子なのかなぁ。
徒歩で旅行した時代には、旅人はほとんど何もないところを何日も歩いて歩いて…
そしてこの街に到着したときはほっとしたのでしょうね。。。
中国ではこんなふうにただ座っている老人をよくみかけました。
都会に住んでいるとこういうこともできない?
なんだか昔なつかしい原風景のようです。
こんなところに住んだ経験もないのに、
なぜか過去の記憶を呼び起こされるような錯覚。
どうしてなんでしょうね(゜゜)
都会の騒音がないだけに、小さな生活音が鳴り響きます。。。
そういえば今日の電車もうるさかった…。
私の通勤は新宿、池袋を通過します。世界中でもっともうるさいエリアです。
通勤時にはI-podが欠かせません。
身動きできない状況での騒音は拷問に近い。
大声でくだらない話を喚き続けるのは若い女に多い。
イヤホンで電子音を垂れ流すのは若い男が多い。
(私のはもちろん音モレしないタイプですよ^^)
禁止されている携帯で話す奴はおっさんが多いかな。
なによりたまらんのは近距離の頭上から拡声器で話し続けるアナウンスだ。
まもなくドアが閉まります。閉まるドアーにお気をつけ下さい。
戸袋に手を引きこまれないように… 幼稚園児はほとんどいないぞ!
まもなく~新宿です。 わかってるってっ!
中央線、京王線、小田急線、都営新宿線、大江戸線に御乗り換えの方は…
ほとんど毎日通勤に乗ってるやつばっかりだぞ!
なぜもう少し静かにしてくれないものか、ちょっと考えて無理だとわかった。
みなさん、花火大会の帰り道、大変な雑踏のなかで交通整理をしている警備員になったつもりになりましょう。何ももっていなかったら、声をからして喚き続けないでしょう?しかし電気を使った拡声器を持っていたら?
きっと喚くでしょう~(^益^)ノシ
すなわち、必要だから喚くんじゃありません。武器を持つから使いたくなるんですっ。
鉄砲持ったら、標的ないかな、って思いますよ。
ペンキあったら塗るもの探します。
拡声器を手にするから喚きたくなるわけで、必要だから喚くのではない。
「目の見えない人もいるし」なんて苦しい理由はあとづけ。
そういえば、星新一の近未来SFで、騒音や宣伝に満ちた世の中で一番高価な贅沢は静寂のレコードだ、という話がありました。たしかに金払ったテレビチャンネルは否応なしのコマーシャルの騒音から解放される。
フランスの哲学者ボードリヤールは、格差社会のなかで、特権階級が享受するのは「静寂」や「きれいな空気」といったものになる、と言いましたが、ほんとにそうだなー。俺だってもっと金持ちになれれば、満員電車には乗らずに静かな高級車に乗るかー。
そんなことを考えながら、満員電車で毎日通勤です。。。
煙草がけむたいときの一番の対処法は「自分も吸うことだ」という冗談がありますが、私の通勤にもI-podは欠かせないのです。。。
話を元に戻しますが、きれいな空気と静寂。豊かな(?)消費社会とは切り離されたこの興坪古鎮という街は、ある意味ではるかに豊かで贅沢な環境を持っているのです。。。
ゴミひとつ落ちてないし、不思議と生活くささが感じられません。
とても静かな街でした(^益^)w
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