さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

和歌山のシャッター商店街

2020年03月06日 | 関西シリーズ


お城から今度は大きな商店街に向かいます。その途中で、和歌山ラーメンの有名店が
あるので、そこで昼飯。


和歌山ラーメンはとんこつ醤油が基本なのかな。こいつはなかなか旨かったぞ。
しかし横に座った若いお嬢さんたち、ラーメンと餃子とナントカご飯だの、圧倒。
女性の大食いって素敵だと思います。大酒飲みもね^^


お城の丸の内から城下に至る大手通に、この「ぶらくり丁商店街」が発展しました。
狭い店がぎっしり並んでいたので、商人たちが商品をぶらくって(吊り下げての意)軒先を
飾っていたのが「ぶらくり丁」という名前の由来だそうです。


予想はしてたが、やはりかなりのシャッター街。


昭和の初期には大阪のミナミと肩を並べるほどで、人がぎっしりでまっすぐ歩けないくらい
だったとか。しかしひどい。午前中はこのあたりで過ごそうと思っていたのだが、ただ
まっすぐ歩いて通過するだけだ。


大きな商店街が6つあるらしい。しかし。。。


ううむ。例によって「中心市街地活性化計画」なんてやってるらしいが、ムリムリ。
ばーちゃんの自転車がスイスイと走ってゆきました。


まず駅から2㎞も離れている。そしてこういうところには車でアクセスしにくい。
いまはみーんな郊外の巨大ショッピングモールに行ってしまいます。そういうところは
人がうじゃうじゃ。やたらにブランド衣料品店が多くて、見たことあるような割高な
飲食店ばかりなんですけどね。


これは百貨店か?デパートも最初は個人商店の敵だ、と言われましたが、それもいまは
衰退の一途。郊外のショッピングモールもいつかは過去のものとなるのでしょう。


個人商店のほうが会話のやりとりもあって人情味があると言われたりもするけれど、
それはそれで鬱陶しいと思われることもある。若者などは、プライバシーがダダ漏れ
になるよりも、見知らぬ人に機械的に相手をされるほうがいいと思ったりするだろう。
ひきこもりやいろいろ干渉されたくない人たちは、コンビニみたいなところが唯一
ほっとできるところだったりするからなあ。田舎ではコンビニ店員も近所のおばちゃん
だったりしてダメか?だから巨大ショッピングモールのほうがいい?


官製の計画はまずうまくいかないでしょう。この巨大な死に体はどうなっていくのかな。


おっと、過去の遺物がまだ生き残っているぞ。ちょっとやりたい気にもなりましたが。


いつも不思議に思うのだが、こういうところの2階には人が住んでいるのか?
閉店してどうやって暮らしているのだろう?


時間をつぶす選択肢がないので、少し早めによその町に移動することにしよう。。。



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