さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

北方文化博物館 新潟分館

2017年05月25日 | 山陰・北陸日本海



この日は、朝から一日新潟の街を見物する予定。古い建物でも見ることにする。



「北方文化博物館」の分館に行く途中、こんな写真屋さんの建物を見かける。
今や写真屋は時代遅れになり、絶滅危惧種になりつつありますが、地方都市に行くと
ハイカラな建物が残っていたりしますね。



さてこちらがその博物館。といっても、伊藤文吉という新潟の大地主、豪農の別邸
だったのです。明治時代の建築だそうです。

右側に洋館が見えますね。あれは昭和に入ってから増築されたもので、會津八一という
歌人・美術史家・書家がここを買い取って住んだという建物なのです。



例によって見物客も少なく、とても丁寧に応対して頂けました。やっぱりこういう
所で働いている人たちって、丁寧で上品な人たちが多いですねェ。



八一さんが使っていたという洋館の書斎に入りました。いいねェ。



枯山水の庭が見えます。ヲ金持ちはいいなー。



日本家屋の主屋のほうに。木の廊下が和室を囲んでいます。贅沢な造りです。
お手伝いさんがいないと、掃除も大変でしょうけどね^^;



全面ガラスだから、とても明るい。庭をパノラマビューってかー。



一階には小さな電話コーナー。むかし俺のうちに電話を引いたとき、茶の間の真ん中に
あったもんだから、女の子と話をしているときなんか、家族に囲まれて話をしなければ
なりませんでした。当然みんな耳がダンボ状態だったぞぉ~w(゚益゚)w



ひーろーいー! 狭い部屋にいろんなものがぎっしりの部屋で暮らしているので、
これじゃあ落ち着かない?本棚や机なんぞはどこに置けばいいんだろう?
住めるわけねーから、かんけーないか~^^;



庭に出てみます。奥には座って休むベンチやら、茶室なんかもあります。歩き回れる
庭があるなんて別世界です。



建物を振り返る。家族は主屋で、自分は洋館の書斎なんていいねー。



ほれぼ
れ・・・。ま、大地主&豪農ですから。。。



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