おっ母さんが亡くなって実家が消滅したとき、俺が24歳のときに天国に逝ってしまった
とうちゃんのアルバムが出てきて、それが捨てるにしのびなくてとっておいたのですが、
このたび片付けをしていてあんまりボロボロだもんだから撮影をして捨てることにしました。
この中に学生時代の我がとうちゃんがいます。俺にそっくりです。あまりにも似ている
ので、誰でもすぐにわかるでしょう。
よくまあこんなに似ているな!
科学の発達によって、このとうちゃんから飛び出た精子のひとつがかあちゃんの卵子に
受精して、それが今の俺になったことがわかっています。受精卵はたったひとつの
細胞です。ひとつだよ?!それが2つになり、4つになり、倍々ゲームで俺になるのだ。
最初は魚みたいなやつで、尻尾が出て、それが段々なくなって頭がふくらんで。。。
単細胞が進化して人間になるまでの長い長い何億年ものの歴史をかあちゃんの腹の中で、
たった十月十日で進化して(?)、生まれてくるときゃあ「お父さんにそっくりだ」
なんて言われるくらいの人間になって出てきたんだ。
まわりの人間に比べて少し背の低いところ、目が細いところ、すね毛がほとんどないこと、
酒が好きなところ、形式ばったことが嫌いで冗談が好きなところ、少し気が小さいところ、
数えきれないくらいの性格、特徴、よくもまあ細かく受け継いだものです。
それが最初の、たった一個の受精卵にデータとして刻まれていたんだよ。
いっこだよ!
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