さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

旧唐津銀行 辰野金吾記念館

2024年07月20日 | 九州シリーズ


さてお城を見てから町をぶらついた。通ったのが旅館「綿屋」。すごい格調高い
建物。何やら重要文化財的なプレートが入り口にあった。1876年建築の大邸宅を
温泉旅館にしたんだって。高いだろうし、ひとりじゃ泊まらせてくれないようですw


唐津のマンホールはクロマツかと思いきや、お城でした。


こちらが旧唐津銀行の建物。新1万円札に東京駅の絵がありますが、その建物を
設計したのが唐津出身の建築家、辰野金吾というわけで、唐津では静かに話題に
なっているのです。実はこの建物を建てるとき、東京駅の設計に忙しかったので
弟子が頑張ったとか。

この立派な建物、狭い道に面しているので、全体像が撮影できません。HPには画像が
ありますが、広角レンズで撮ったものを修正しているんだろうなあ。


辰野金吾さんは、東大に入学したときの成績は下位で、そのあとものすごく頑張って
首席で卒業、ロンドン留学を果たし、日本における西洋建築家のパイオニアになって
東京駅や日本銀行などを設計・建築した唐津のヒーローなのです。


さて入ってみよう。入館は無料♪


むかしの銀行って、この造りですよね。いまや女性がずらりと並んだ風景は消え、
みんなネットで取引するようになりましたなあ。


2階にはぐるりと頭取の部屋、会議室、応接室などがあります。辰野金吾の胸像や
あれこれ展示もありました。映像もたっぷり見たゾ。


さて夜の酒は、ホテルのすぐそばの寿司屋にしました。昨日は魚食ってないしね^^
それにしても、西のはずれは日が長い。これで午後7時とか。東京はほぼ東のはじ
ですからね。どうやら30分以上は違うようです。


なんとこの寿司屋、驚いたことに新政のレアものが10種類もありました。それも
東京なんかはほぼそうですが、すごい値段をつけてない。というわけで飲んだこと
ない銘柄を頂く。芳醇な香りと奥深さ。ううむ、まさかここでw

しかし、2杯3杯と行く気にならないのが新政。甘い。個性を出し過ぎ。高知の
珍々亭の親父さんなら怒るぞ。「ずっと飲み続けられないだろ!」って(^益^;
そうだなあ、シェリー酒とか貴腐ワインみたいなものか?


というわけで、贅沢にも2杯目は寫楽。日本一酒が美味い会津の中でも最高クラス、
すなわち日本最高峰!

せっかくなので「特上」を奮発。ネタがぶあついので、けっこうお腹いっぱいに
なりました。なんと贅沢。でも東京よりずっと安いぞ^^

ちなみに手前の穴子が印象的でしょう。こちら名産だそうです。しかし温暖化の
おかげで、これがだいぶ獲れなくなってきているとか。ニュースでは三陸で大きな
鯛が獲れて、そちらではあまり食べる習慣がないので一匹500円で売っているとか。
北海道ではブリが獲れて、どう料理するのか、なんて話にもなってるしw
しかし三陸ではサンマが獲れず、北海道ではイカが全然獲れない!

あと10年くらい生きるか、って人が一番偉い政治家だったりするしなあー。一般市民も
「温暖化はフェイクだ!」なんていうトランプみたいのを支持するしなあー。でも
俺だって、飛行機に乗ってやってきて、遠くから取り寄せた酒や魚を食って、
エアコンの効いたホテルに泊まったりしてるからなあーwww



コメントを投稿