さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

懐かしの会津若松で酒を飲む

2017年05月11日 | 東北シリーズ


宇都宮から郡山を経て、会津若松へ向かっています。これは3月下旬。初夏のような
暑さだった四国から、雪景色の東北地方へ来ると別世界。日本は広いね。


これは磐梯山かー。


なぜ会津若松へ来たか。それは居酒屋に来るためだ。行きたい店はいくつもあるけど、
今回は2泊で通過。「籠太」の鰊の山椒漬も、「てんぐ屋」の蕎麦も、「ぼろ蔵」の
女将さんに会うのもさしおいて、まずは「盃欄処」のマスターのもとへ。


座ってすぐに、俺の顔をじっと見て「前に来られましたね…」とバレバレ。何せ前回は
開店から遅くまで、6時間くらい飲み続けたっけ。さらに酔っ払って俺が覚えていない
ことまでアレコレと思い出されまして。。。(言わないでほしかったw)

まずはこの店の名前が入った末廣酒造の「盃欄処」を頂く。これは1杯1000円を
超えるので、店員さんが「よろしいですか?」と念を押す。あとで「高い!」と
モメたりしないようにだそうです。良心価格だと思いますけどー^^;


 

飲んだ酒を忘れないように写真に撮っておくのですが、カメラで撮っていいですか?と
聞くと、おちゃめなマスターはこんなポーズをして入ってきちゃいました(^益^)w



ここへ来たら、寫楽と國権ははずせない。飲み過ぎるのがわかっていても、これは
しょうがないよなあー。


少々ふらつきながら、バーへ向かう。途中で道がわからなくなる。アウェーだしな。
酔ってるしな^^;

明るいビルをのぞくと働いている人が見えたので、入っていって道を聞く。そこは
学習塾でした。夜遅くまで、少年少女たちよ、お勉強ご苦労様です。子供たちの相手を
している職員さんには、
酔っていることを精一杯さとられないように「すみません、
この酒場に行きたいのですが、この地図でいうと、ここはどこでしょう?」と聞き、
無事に教えてもらえました^^ ついでに破裂寸前だったので、トイレも使わせて
もらいました。。。

 
よおし、バー「Cozy」に到着!

 
春ゆえに、苺のカクテルを頂く。ここのマスターは2枚目の役者みたいなダンディー。
バーテンダーの見習いをしている(もう一人前かしら?)小柄でかわいいお嬢さん
との息もぴったり。とてもいい店です。


で、ウィスキーに突入と。この店に来るときは、いつも酔っ払ってしまっている。
オーセンティックな雰囲気の店なので、酔った姿は似合わない。渋く静かにグラスを
傾ける、落ち着いた客じゃねーとなー。ちと違うかなー。


夜は更ける~。明日も最後はここのバーだぞー。


宇都宮の夜 庄助とシャモニー

2017年05月09日 | 関東甲信越



宇都宮二日目のレポートは、いきなり夜の居酒屋から。というのは、この日は雨模様。
しかも月曜日だったので、博物館も美術館も、見学できる文化財もぜ~んぶお休み。
駅ビルやらドン・キホーテやら、いろいろぶらぶらしましたが特にすることもなく、
居酒屋の開店を待ちわびる一日だったのです。 



そして入ったのが有名な「庄助」。昨夜の「瀧元」はいかにも吉田類が好みそうな
庶民的で人懐こいマスターの居酒屋でしたが、太田和彦が来ているのでした。そして
こちらの「庄助」は、なんとどちらも来て番組で紹介されています。

料理にこだわった、いかにも気難しそうで無口なマスターのいるこの店は、太田和彦
好みでしょうけれど、吉田類さんも来ているのですね。

さて中央の里芋も割烹というか料亭で出てくるような一品でしたが、左の「柚子味噌」
がこちらの名物。



柚子に味噌を詰めて一年くらい吊るしておいたものだとか? 酒に合う。



カサゴの唐揚げ。ザクザクと丸ごとかじる。この瞬間、世界一うまいんじゃないかと
法悦状態。「ううう・・・」と感動していたら、カウンターの一番向こうにいた
店のおばちゃんが俺の顔を見て、「どうしたんですか?」と不思議そうに見てるので
「う~ま~い~」と伝えたのだが、何かあったのだろうかと寄ってきたので「すごく
うまいですぅ~」と改めてお伝えする。

「そうでしょ!私がお客だったとき、これを食べてすごく美味しいって思ったのよ。
いま、お客になりたいわ!」と言っておりました^^

「生きててよかった♪」と実感したい方、是非これを食べにいらしてください(^益^)b



宇都宮はバーが沢山ある町です。すごい数です。昨夜は1:30まで一軒目の居酒屋に
いてしまったので来られませんでしたが、二日目は一軒目を早めに切り上げてバーに
やってきた。

いくつかホテルの近くの店を考えたところ、この「シャモニー」に入りました。
ここも太田和彦が来たところでした。なにやらバーテンダーのコンテストで日本代表に
なった人がいる店だとか。



連休の翌日だから?有名店なのに客は俺ひとりでした。バーテンダーは若い青年ひとり
でした。まずは地元とちおとめのカクテル。

2杯目はずらりと並んだマッカランから一杯。他に誰もいないので、何となく空気が
落ちつかぬ。若い青年(まだ見習いくらい?)、化粧品臭い。俺は電車でもエレ
ベーターでも店でも、化粧品臭いのが来ると嫌なのである。ものを食べるところでも
そうだが、特に飲み物の香りを楽しむバーなどでは耐えられん。 名のある店なら
気をつけないといけませんよねェ。 


宇都宮の居酒屋はひとり客

2017年05月07日 | 関東甲信越



ここは宇都宮。通過して餃子を食べたことはありますが、泊まって一杯やるのは
初めて。今回のひとり旅は、宇都宮から会津若松を経て、新潟に出る行程です。
さてどんな旅になるでしょう。



JRを使うと新宿から一本なので(バカ高い新幹線は避けて)便利ですが、宇都宮の
繁華街はJR駅からだいぶ歩いた東武宇都宮駅のほうにあります。まあぶらり旅です
から、街を見て歩くのはむしろ楽しみ。

ここは東武宇都宮駅に近づいてきたところのアーケード商店街。ひと通りはそこそこ。



さすがあちこちに餃子屋さんがあります。そのうちの一軒を試してみます。



栃木県の特産である苺の「とちおとめ」ビールがあるので、「なんだ?」と思い注文。
泡をよおく見てもらうとわかるかわからないか・・・、赤い苺フレーバーのエキスが
かかっているのです。ほんのり苺の香り。微妙www



餃子の「フライ」がありました。ビールの合うかも、と思ったのです。聞くとソースを
かけて食べるんだって。微妙www



というわけで、やはりスタンダードな焼き餃子がいいね^^;
ビールがなくなっちまったからハイボールを追加~。



というわけで、手狭なビジネスホテルにチェックイン。でも大浴場がついていて、
アーケード商店街に面しているし、安くて感じよかったですー。



さて一軒目は「蔵元」さん。スタートは少々遅くなって8時頃。店の前に来ると、
旦那さんらしき人が外に立っている。入ろうとする私を見て「よかった♪」と笑顔。
なんだろう?と思ったら、その日は誰も客が来ていなかったのでした^^;



というわけで、少々寂しい空気ではありますが、ひとり貸し切りで贅沢とも言えます。

この店は、太田和彦の「ふらり旅」で取り上げられた店。すごく庶民的な店なので、
吉田類のほうに出てきそうですけれどね。「ふらり旅」に出たのも、もう15年も前
だそうです。



ふたりきりで話しているので酒は進みますが、なんとこの店、5月で閉めて、同じ
宇都宮市内に移って「ギターラ」という名前で再出発だそうです。賃貸契約で
いろいろと苦労なさったとか。



次の店の名前が「ギターラ」ということでわかりますが、ここの旦那さん、ギターが
趣味なのです。奥の部屋、ご覧ください^^;

ふたりきりだったので、何曲も聞かせて頂きましたw(^益^)w



レコードも沢山あるのです。そして針をおとす立派なプレーヤーがあり、これも
いろいろと聞かせて頂きました。



ご覧ください、これはワインのサンプル。業者が使ってくれ、と置いていったもの
でしょう。「飲んで♪飲んで♪」と次々に出してくれました^^;



店を出るときに、まもなく閉店となる店の前で記念撮影。
読者も少ない個人ブログですが、いちおう気にして画像は小さく^^;

いつしか時間は深夜1:30を回っていました。。。


羽田へのフライトと御栗タルト 53

2017年05月05日 | 四国・中国地方


さあて、4つの岬を制覇するというミッションは無事コンプリート。酒も飲んだし
旨い魚も食った。ついに帰る時間となりました。。。


松山空港を使うのは、今回初めてでした。街の中心地から近くて便利だな。


飛行機だと、東京までひとっ飛び。四国ではローカル線、ローカルバスに乗りました。
自転車にも乗ったし、たっぷり歩きました。これだけ移動して、使わなかったのが
タクシーを含めて乗用車。高知の珍々亭のおやじさんに、「一番の贅沢だ」と
ほめられちったなあ(^益^)b

車に乗ると、見落とすものが多い。はるばる旅をした、という実感も得られないしね。


まもなく着陸。葛西臨海公園の上を通過。あの観覧車、乗ったなあ。。。


んで、あの橋を渡って干潟を歩いたな。むかしデヱトで。。。


東京ゲートブリッジ。あそこは歩けるのかな?高知の浦戸大橋を思い出す^^;


あー、終わった。最初から読んで頂いたみなさん、ありがとうございましたー。


四国では、「これは買ってかえらねば!」という酒がありませんでした。
やはり俺は東北のこってりしたほうが好きかな。
珍々亭のおやじさん、すみません^^;


テンノーも食ったとかナントカという、御栗タルト!


包装紙もゴージャスだが、箱もゴージャス、箱を開けてもゴージャス!


オレンジを開いたらゴールド! いやまいったぜ!
だんだん小さくなって、ロシアの人形みたいに小さくならねえか?


美し~い!もはや芸術品レベル。


これは美味いよ。素晴らしく贅沢なお菓子です!




四国の旅を、ビデオにまとめました。4つの岬を動画でご覧ください^^


道後公園と道後麦酒館 52

2017年05月04日 | 四国・中国地方



お散歩もまもなくおしまい。ふらりと道後公園にやってきました。ここは湯築城
(ゆづき)があったところ。1335年頃に建てられて、16世紀の末に廃城となりました。
入れ替わりで松山城が築城されたのです。



山の上、おそらくは湯築城の天守閣があった場所に展望台がありました。



道後温泉の建物は見えなかったなー。



遠くに松山城は見えました。



ちょうど梅が満開の季節でした。



幼稚園が横にあり、園児たちが遊んでいました。俺も一緒に遊びたいなー。しかし
近年、子供に声をかけただけでも怪しまれてしまう。変な風来坊だしなー。



前回来たときに気になっていた道後麦酒館を試してみることにした。



ビールは3種類あり、まずはアルトタイプの「マドンナビール」。マドンナって、
熊本に左遷させられた婚約者のうらなり君を捨てて、クソ感じ悪いキザな教頭の
赤シャツと結婚するんだよね。親に無理矢理そうさせられた薄幸の人なの?それとも
したたかで、エリートで金持ちのおじさんのほうを選んだの?読んだ限りではわから
ないので、俺は判断保留。しかーし、道後温泉の入口にはマドンナの人形が中央に
出てくるカラクリ時計があるし、松山城のロープウェイではマドンナスタイルの
お嬢さんが案内をしてるしなー。



右のイカの上に乗っているのは、桜色の蒲鉾です。鰹節みたいにスライスされていて
なかなか美味しい。甲府の飲み屋で出てきたから懐かしい^^



セット物のお料理を注文したら、鳥の皮を揚げたのがこんなに。ビールに合うんだ。



んでまたいろいろ出てくるので、絶対にビール1杯ですむわけがない。しかたなく(?)
ケルシュタイプの「坊っちゃんビール」とヴァイツェンの「のぼさんビール」を追加
して全種類コンプリート。

お味のほうは「まあ悪くない」程度。道後温泉本館の横にある観光地ですから、お値段
のほうは「なかなか」でした^^;