
千里山もまだ二・三分咲きくらいなのですが、ここの桜だけはもう満開の状態です。月ヶ丘の急斜面に立つ関大女子寮の周りに植えられた早咲きの桜です。ソメイヨシノよりやや濃い花色の小さい花びらで、密度高く花が付いています。何となく女子寮に相応しいのではないかと想うのは、僕だけではないでしょう。
以前、千里山の商店街ガイドマップ“夢・宙・遊・泳(ゆめそら)”をデザインした時に、合わせてまちづくりプランのようなものを提出したことがありますが、その中で「桜の名所はいくらでも在ります。千里山の桜をオンリーワンにするために、早咲き桜(千葉房総の河津桜のような)から、遅咲き桜までを全てカバーして、千里山は一ヶ月間桜のまちづくり」を提案しました。その時の早咲き桜はもちろんここの桜をイメージしたものです。
それにしても、この桜の色とラベンダーの女子寮、そして真っ白な柵囲い、浅緑の芝草‥‥。
