吹田ヒメボタルの会の高畠耕一郎さんからすいた市民環境会議の松岡さんに、先週末に行った千里山地区のヒメボタル棲息調査について報告があり、「竹藪の小径」付近の雑木・竹林に50匹ほどが確認されたということでした。
そこで早速、千里山まちづくり協議会の事務局会議のメーリングリストで参加を募り、6名ほどが今夜8時から9時にかけてホタル狩りに出掛けました。所々を街路灯に照らされているとはいえ、足下のおぼつかない細道を進んでいくと、竹藪に入る小さな仕切戸がありましたので、その横を擦り抜けるようにして、散り敷いた笹葉を踏みつつ中に分け入りました。
竹林の仄暗さの中で、しばらく息を潜め目を馴らしていると、ヒメボタルが何匹か光るのが見えました。オスはフワフワと飛べるのですが、メスは落ち葉の中で鋭い光を放っています。とても愛おしい生命の“ともしび”のように感じました。
ヒメボタルの光は繁殖期の求愛のサインで、オスのプロポーズを受け入れると、メスの光の点滅のリズムがシンクロしていくという話を聞きました。また陸生のヒメボタルは小さな地貝を食物としているということや、人間の稲作環境と共生しているヘイケやゲンジボタルと違って、雑木林や竹林の暗闇でひっそりと生き抜いてきたということも知りました。どんどん宅地化が進むなかで、まだ千里山でもこのような地域が残っているということを、僕らは小さな生命のためにも大切にし守っていきたいものです。
※ 動物写真家:小原玲のブログ「吹田のヒメボタル」をご紹介します。
※「ヒメボタル」検索ページです。
そこで早速、千里山まちづくり協議会の事務局会議のメーリングリストで参加を募り、6名ほどが今夜8時から9時にかけてホタル狩りに出掛けました。所々を街路灯に照らされているとはいえ、足下のおぼつかない細道を進んでいくと、竹藪に入る小さな仕切戸がありましたので、その横を擦り抜けるようにして、散り敷いた笹葉を踏みつつ中に分け入りました。
竹林の仄暗さの中で、しばらく息を潜め目を馴らしていると、ヒメボタルが何匹か光るのが見えました。オスはフワフワと飛べるのですが、メスは落ち葉の中で鋭い光を放っています。とても愛おしい生命の“ともしび”のように感じました。
ヒメボタルの光は繁殖期の求愛のサインで、オスのプロポーズを受け入れると、メスの光の点滅のリズムがシンクロしていくという話を聞きました。また陸生のヒメボタルは小さな地貝を食物としているということや、人間の稲作環境と共生しているヘイケやゲンジボタルと違って、雑木林や竹林の暗闇でひっそりと生き抜いてきたということも知りました。どんどん宅地化が進むなかで、まだ千里山でもこのような地域が残っているということを、僕らは小さな生命のためにも大切にし守っていきたいものです。
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