先日、NHK教育テレビの『地球ドラマチック』で『町中みんなで合唱団！～イギリス 涙と笑いの猛特訓～（前編）』と題する(再)放送を見ました。イギリスの労働者階級の寂れた町で、住民に誇りと自信を持たせたいという牧師からの招請で、合唱指導のカリスマの青年ギャレス・マローンが活気のない町を訪れ、ゼロから住民を代表する合唱団作りに奮闘します。
初めは誘っても興味を示さない住民達に不安を持ちましたが、蓋を開けてみると初回に200人もの参加者が集まってきました。指導者ギャレスの気持ちを乗せていく巧みな話術やユーモア、また心無い人種差別に苦しむアフリカ系女性の歌唱力など、瞬く間に町の合唱団は形を成していきます。
前編のクライマックスは、シャッター通りと化した感のある町の目抜き通りで、多くの住民が見守る中でステージ・デビューすることです。集まった観客の笑顔を見ると、自分達の町を代表する合唱団と認め始めたようで、ひと先ずは初お披露目は成功のうちに終わりました。
とにかく、合唱指導のギャレス青年のカリスマ性に、爽やかで温かい感動を覚えました。
そしてさて、これから寂れた町はどうなっていくのか、住民に町の誇りと自信は取り戻せるのか、後編が10月7日(木) 18：55～19：35 に(再)放送されますので、ぜひご覧になってみて下さい。