昨夜のサッカーのザック・ジャパン第2戦はアウェーでの韓国との戦いでしたが、どちらも集中力を切らさず結果は0対0のドローに終わりました。W杯イヤーの今年はこれまで韓国に2敗しており、何とか一矢を報いて来年に向かいたいと思っていたはずですが、相手も日本戦となるといつものように闘志を燃やして挑んできます。
それでも昨夜のゲームは観戦をしていても何か楽しく感じました。それはやはりたとえ守勢にまわっていても、ボールを奪うと攻撃に転じる意識が高く直ぐにチャンスを創りだしてくれるからです。これは先日のアルゼンチン戦の合宿から、ザッケローニ監督が常に選手に求める姿勢のようです。
これまでの監督は日本代表の力を信じきることができず、守りを主体にした受けのサッカーをしてきたように想われます。その間にも日本代表の何人かは欧州に出て行き、またJリーグでも優れた外国人選手とのプレーで自信をつけています。選手はもっと上のレベルのサッカーをやりたがっているのに、指導者がその選手達の力と意識に追いついていなかったのではないでしょうか。
ザッケローニ監督の下では本田・長友選手そして森本・香川・松井選手など、多くの選手が疲れてはいるのでしょうが楽しそうに見えました。
失敗しても良いので思いきったプレーで、これからも成長していってくれるのを期待しています。
※ 松井選手が韓国のペナルティーエリア内でトラップが流れてシュートが打てず、クロスを折り返した時に韓国選手にハンドがありましたが、あれを見過ごす審判チームも困りものです。W杯のミスジャッジの問題も記憶に新しいですが、やはりサッカーもビデオ判定が必要なのかも知れません。