
冬のあいだに
街は続き時は流れ
風の中で昔語りを
話す人は僕を残し
心乱れやがて疲れた
涙もろい空は
今日も澄んでいるが
今、仰ぐ顔は悲しい
痩せた肩に影を落とした
街路樹に震え
想い出さえ凍り付いてた
その後ろ姿
抱きながら囁けば
振り向いたあなたには
過ぎた日の眼差しは無くて
美しい夕暮れに
誰か吹く口笛が
たったひとつ似合ってた
愛を重ね頬を埋めて
夢路迷う寒い夜深けは
瞳閉じて甘えだけが
肌を燃やし
気が付けば底冷えの朝
粉雪舞う季節の中で
あなたは旅立つ
満ちた春の陽射しを受けて
安らかに眠れ
さよならはあやふやな
茜色冬の日々
指までも凍て付く程に
懐かしい者達よ
いつまでも忘れない
毀れいくものとして
さよならはあやふやな
茜色冬の日々
髪までもちぎれる程に
懐かしい者達よ
いつまでも忘れない
巡り会う事もなく
La La La ‥‥‥
作詞 : HIRO 作曲 : コバタイサオ
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※ 冬木立のイメージは写真ブログ「おりおりのフォト」から拝借しています。