大阪の老舗の喫茶「丸福珈琲」ナビオ7F店では、僕が時々食べていたプチ・パウンドケーキ(2個)やクッキーが、新年からセット・メニューでしか注文できないシステムになってしまったことは先日ブログに書きました。
その後訪れた時に、親しくなったスタッフにコーヒーとプチ・パウンドケーキ1個のセット・メニューへのリクエストを話すと、要望は上に伝えておきますという言葉とともに面白いことを教えてくれました。
「すみません。上の者にお伝えしておきますので‥‥。」
「お願いします。丸福さんのコーヒーはとても気に入っているのですが、凄く濃いのでちょっとした甘味があると嬉しいので、よくプチ・パウンドケーキ(レジ横の持ち帰り販売用菓子)を添えて貰っていたのですが‥‥」
「そうですね、有り難うございます」
「セット・メニューの写真だと2個付きなので、ちよっと僕には多いので頼めません(その分高くなるし)。最近はコーヒーに付いている角砂糖をちょっと囓ってます(笑)」
ちなみに角砂糖を2個付けて出すのは、丸福珈琲の創業時からのスタイルとなっているようです。
「‥‥すみません。そう言えばお付けしている角砂糖を、少しコーヒーに浸して食べられるお客さんもおられるようです」
「そうですか、試してみようかな」
ということで教えて貰ったように角砂糖の角を少しコーヒーに浸すと、瞬間に毛管現象で角砂糖が茶色に染まりました。暫くしてから濃いコーヒーを啜る合間に角砂糖を囓るとなかなか乙な感じでした。もちろんプチ・パウンドケーキ1個のセット・メニューを作って貰うのが一番の希みですが、皆さんも一度この角砂糖コーヒーを試してみてはいかがでしょうか。
※ 最近コーヒー・ブレークなどに良く読んでいる、文字は小さいですが内容はビッシリ詰まっていて、お薦めのロック・ギター・コード進行参考本です。
コード進行の掟―SRVシステムで爆発的によくわかる! (リットーミュージック・ムック―ギター・マガジンロック・スタディ・シリーズ) | |
安東 滋 | |
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