今冬は連日寒い日が続いており、街で交わされる挨拶も「風邪など引かぬように」ばかりになっています。よく考えれば冬は寒いものだし、日本海側の地域の方達の雪害のご苦労を想うと、大阪の千里山に住む僕らが寒いと縮こまっている分けにもいかないのですが‥‥。
しかし外出する時には背中を丸めて両手をポケットに入れ、気が付けば日光が当たっている場所を選んで歩いています。北風の吹かない時には冬の弱い日射しでも、こんなに温かいエネルギーがあるのだと有り難く感じられます。季節を問わず比較的薄着の僕には、歩きながら太陽が雲に隠れないように祈らずにはいられません。
さて、写真は昨日の夕方のもう直ぐに沈もうとしている日光です。以前何かで読んだ記憶があるのですが、夕光を浴びると自然な時間感覚やバイオリズムが呼び覚まされ、夜の睡眠へとスムーズに入っていける効果があるということでした。それを知ってからは出来るだけ夕方の時間には日光を浴びることにしていて、その所為か最近は余り寝付きが悪いということが無くなりました。やはり人も自然の中の生き物として体内時計の調整が大切で、夕日を浴びることでもう直ぐ夜になるということを意識下に感じ取るのかも知れません。
今夜もバス給湯器で60度に設定した湯たんぽを入れて温められた寝床で、こころ穏やかに幸せな就寝と目覚めが得られますように‥‥。