今日は節分らしく久しぶりに暖かい一日となりました。節分と言えば最近ではご馳走とは言えない豆撒きよりも、恵方巻きの丸かぶりが全国区になったようで、僕も夕方帰宅する途中に千里山の大丸ピーコックに立ち寄り一本買ってきました。いつもは300円ほどで買える太巻き寿司ですが、今日は入っている具も少し豪華とはいえ500円もしました。商魂逞しくて良いのではないでしょうか。
恵方巻きの風習は関西発ということですが、柳の下のドジョウを狙って「鰯を食べる風習」も全国的に広めようとする動きがあるようです。玄関に鰯の頭を尖った葉の柊(ヒイラギ)の枝に刺し、その臭い匂いと棘で悪鬼を退散させるという習わしは、僕の故郷の徳島でもありました(恵方巻きは無かったです)。鰯を焼く匂いが嫌いとは鬼も変わった感覚をしているものです。
僕は鰯に限らず青魚は大好きなので、時々マンションのキッチンのトースターの中で焼きます(パンは焼きませんので‥‥)が、換気扇を回しても煙と匂いは少し立ち込めてしまいますので、寒さを堪えて窓を開け放ったままにしていました。最近、鰯をアルミホイルで包んで焼くと脂が下に落ちないので、白煙が余り上がらずふっくらと焼き上がることを知りました。
今日も買ってきた安くて美味しい鰯を焼き、恵方巻きを南南東に向かい黙々と丸かぶりしながら、焼酎のお湯割りで心と身体を温めたいと思います。
【追記】「魚伊」に昼食を食べに行き売られている巻き寿司を見て分かりましたが、今年は2月3日が節分で一日早かったようです(笑)。また最近はロールケーキ業界も便乗しているようで面白いです。