DAWソフトでパソコン打ち込みによる音楽制作が誰にでも可能になってきた影響からか、作曲の実践的な参考本が数多く出版されるようになり、僕も何冊か読んでみて面白いものはブログでもご紹介してきましたが、以前の作曲だけについての内容のものから、少しアレンジの部分にも踏み込んだものへ、そして最近では作曲・アレンジ・エンジニアといった分冊シリーズ化されるものまで出てきています。僕も下記の2冊を購入して読んでみました(同シリーズのエンジニア向けは取りあえず今回は除きます)。
ポピュラー音楽は歌手のための楽曲以外にも、CMやゲームなど多様なニーズに分かれています。概ね作・編曲者もそれぞれ得意・専門的にテリトリーがあるようです。特に後者の分野の音楽制作に関しては、そのまま使用できる楽曲データまで仕上げるスキルが作曲者に求められているようです。僕らのようなメロディーと弾き語り程度のアレンジに留まる従来のソングライターは少数派になっていくのかも知れません。もちろん最終的にアレンジされた形も、ある程度イメージしてはいるのですが‥‥。
それであれば尚更のこと僕はメロディー(歌詞はもちろん)を磨き続けることに、ソングライターとしてのアイデンティティーを懸けていこうと想っています。何も美しいメロディーをイメージするだけではなく、実際に自分の声で歌い確かめながら作っていく、何か感性に触れ心を掴むメロディーという意味です。
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