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長友選手と体幹トレーニング

2011-02-13 11:06:22 | Weblog


 イタリア・セリアAの強豪チームのインテルでの活躍が大いに期待されている、サッカー日本代表サイドバックの長友選手が注目を集めているのと同時に、彼が長くトレーニングを続けている「体幹」という言葉が一般に良く聞かれるようになりました。僕も何となくしか分かりませんでしたので興味を持って色々と検索してみました。
 先ず長友選手自身が管理をして貰っているアスリートウェーブ整骨院で、ワールドカップ終了後そしてイタリアに移籍が決まった昨年7月に、フィジカルについて語る動画が面白いのではないかと想います。ワールドカップの裏事情的な話題も選手ならではの心理も率直に語られていますが、この体幹トレーニングについても大いに触れられています。
 長友選手の体幹トレーニングとの出会いは良く知られていますが、腰痛(ヘルニア)の克服のために腹筋や背筋といった周りの筋肉・神経系をバランスよく鍛えることだったようです。直接サッカーの技術とは関係ない一見地道な体幹トレーニングを現在も持続できるのも、おそらくトレーニングを止めるとあの苦しい腰痛がまたぶり返してくることへの恐怖があるのではないでしょうか。その意識が却って現在の柔軟性と強靱さを兼ね備えた長友選手の身体能力を支えているのだと想います。
 今後多様なスポーツ・エクササイズの中でこの体幹トレーニングが行われ、世界と比べ体格の劣る日本人の活路が模索されると想われますが、特にサッカーは相手との接触プレーにおいて厳しい反則ルールがあることが、長友選手の有利性を確保している面もあるように感じます。その結果において成果に繋がりにくい種目もあるとは想いますが、全てのスポーツで大切な考え方には違いないでしょう。
 もう一人の規格外のスター本田選手も長友選手に体幹トレーニングを教わり、従来の筋トレに加えて自身の強化に採り入れ始めたと言われます。ザック・ジャパンそして日本のスポーツがどこまで成長していくのかとても楽しみになってきました。

スポーツ施設などで一般人の健康維持にも体幹トレーニングは広がっているようです。