遠く離れた場所で例えば地球の裏側の人と、音楽を同時に演奏できれば楽しいだろうと、かなりインターネットの初期の頃から夢見られてきたことが、最近になって急激に実現しつつあるようです。
Macの専門情報雑誌『マックピープル』の音楽配信に関する連載コラムによると、動画配信サイトの有料(月額525円)サービス「ニコニコ生放送」で行われていたネット放送に、ヤマハが開発したCD並みの音楽データ(44.1kHz)が通信できる「NETDUETTOβ」が技術協力することで、スタジオで一緒に演奏しているようなセッションが可能になったということです。それまでの音のレイテンシー(遅れ)の問題が解消される画期的な技術のようです。
ライブ動画放送サービスの「USTREAM」を使い、昨年末に宇多田ヒカルのコンサートの中継が行われ、いよいよインターネット放送が一般に周知され始めました。それと共にCD並みの高音質のコラボ演奏(4人)ができるとなれば、かなり音楽パフォーマンスの在り方が楽しく変わっていくことになるでしょう。
今年に入りWindowsでは既に上記のサービスが始まっており、Macへの対応も3月には実現する予定とのことです。
![]() | Mac People (マックピープル) 2011年 03月号 [雑誌] |
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