もうすぐバレンタインの季節がら日曜日のNHK大阪『ビジネス新伝説 ルソンの壺』で、神戸の有名チョコレート・ブランド「モロゾフ」の会長が出演していました。
番組ではバレンタインデーにチョコレートを贈るということを、日本で最初に紹介した老舗メーカーが初期の躍進は果たしたものの、その後バブル時代に輸入ブランドの高級チョコレートに押されて売り上げの上がらない中で、一人の産休上がりの女性社員からの提案を受け入れてから、女性目線の開発を始めたことで巻き返していく経緯が描かれます。
贈る側の意識に立って毎年総入れ替えをしているという、バレンタイン・チョコレートは現在12ブランドで200種類にも上るということです。この季節でチョコレートの年間総売上げの6割を稼ぐそうで、その重要さと意気込みが開発ブランドと商品の数に現れています。ただ、バレンタインデーは別にしてチヨコレート好きは意外と男性にも多いのではないかと想います。そんな男性目線の普段用のチョコレートも提案して貰えればと僕もその一人として期待しています。
最後に興味を持ったのがデパートなどショップ販売員のパートタイマーにも、正社員制度を適用しボーナスや昇進・昇級などで報いることで、優秀な人材の定着とモチベーションの確保を図ることにメリットを感じているという独自の経営戦略でした。毎年の4月にどちらかを自由に選べるようにして、今ではこの制度を全社員に適用しているということで、特に子育て中の女性の働き方に提案性を感じました。今後そのような制度を採り入れる会社が増えるのではないかと感じました。