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一青窈と昭和歌謡

2012-04-23 00:01:14 | 作詞・作曲

 4月21日(土)夜のNHKアーティスト・ライブ番組『SONGS』は、『ハナミズキ』などの独特の歌詞世界でも評価の高い一青窈と昭和歌謡がテーマになっていました。
 デビュー10周年を迎えた今年、ニューアルバム「歌窈曲」(謡が窈となっています)を発表していますが、6歳まで過ごした台湾で父の大好きだった日本の歌謡曲を自分のルーツとして向き合い、昭和歌謡の名曲を歌ったカバー・アルバムに繋がっています。
 番組ではユニークな振り付けでダンサーの金井克子が歌った「他人の関係」、ちあきなおみの「喝采」そして「天使の誘惑」ではオリジナル歌手の黛ジュンと対談もしています。最後にはデビュー曲『もらい泣き』をスペシャル・バージョンでフェイクを交えて熱唱します。
 その中では最初に歌った「他人の関係」が、ややアレンジも現代的で新鮮な感じでしたが、どうせならもっとハードで格好良いロックなイメージにしても良いかも知れないと想いました。それはともかくとして歌謡曲のカバーも面白いアプローチができるのを知りました。
 以前に一青窈が歌謡曲の偉大な作詞家の阿久悠に興味を抱き、傾倒していっているとテレビ・インタビューで応えているのを視たことがあります。多様なドラマを描く昭和歌謡の世界や可能性を受け継いでいくのにも使命を感じているようでした。今後どのような歌詞を書いていくのか注目したいと想います。

 歌窈曲
 一青窈
 フォーライフミュージックエンタテインメント