昨日午後に行われた女子サッカーU-20ワールド・カップ3位決定戦で、日本代表ヤングなでしこはナイジェリアを2-1で破り銅メダルを獲得しました!
ロンドン五輪のなでしこジャパン銀メダル獲得で盛り上がった熱気も冷めやらぬ中で始まった地元日本開催でした。地方のスタジアムで予選リーグこそ観客もそれほど多くなかったのですが、決勝トーナメントを勝ち上がり準決勝で韓国を下した辺りから、国立競技場が多くのサポーターで埋まり昨日は3万人に届こうという勢いでした。
将来のなでしこジャパン候補と言われる選手が何人も活躍し一般に顔を知られることになりました。6ゴールをあげて決定力をアピールした田中陽子選手やクールな判断力をイメージさせるボランチの猶本選手などが特に人気となっていますが、僕の中では小さな身体で動き回りパスとシュートのバランスの素晴らしかったミッドフィルダー柴田選手に注目していました。田中美南選手も軽快な動きで多くのシュート・チャンスを仕掛けて楽しませてくれました。もう少し身体の強さがついてくれば相手にとって手の付けられない選手になると感じました。
そしてもう一人注目していたフォワードの横山選手は持ち前のドリブル突破にこだわるあまり、多くのキラーパスのチャンスを自ら逃しているように感じました。男子代表の香川選手のように他の選手を活かしたり、再度返して貰ってシュートなどできる選手になって貰えればと更なる飛躍を楽しみにしています。
そういったレベルの高い選手のモチベーションを引き出したのは、吉田監督の個の力を評価する姿勢だったと言われています。若い世代ではそのような個の力に自信を付けていくことが今後ベーシックに大切なことかも知れません。