自分自身は最近カラオケに余り行っていないのですが、梅田紀伊国屋書店で演歌・歌謡曲月刊誌『カラオケファン』を立ち読みしていると、「JOYSOUND f1」という通信カラオケ機器・サービスの体験レポートが演歌歌手の山本あきさんの取材で掲載されていました。最近のカラオケがこんな風に進んでいるのかと興味深く想いました。
採点カラオケで競うバラエティー番組がありますが、本当に感動的な歌唱よりも機器の採点特性を知り高得点を狙った歌い方をする人がいます。見ていると最近は採点機能も進化しているようで、感動的な歌唱の方が僅差ではありますが勝つようになってきています。
記事の中で新機能として面白く特に興味を持ったのは、例えばギターのパートの音量を低くして自分が替わりに演奏(練習)することができるというものです。カラオケの音源がMIDIデータで出来ているのでそんなことが可能なのです。学生時代にロックバンドを組んでいたという山本あきさんのレポートでも、エレキギターを格好良く弾きながらその機能に一番惹かれているようでした。練習スタジオに近い使用イメージにもなってきています。
また、インターネットで繋がりグループ演奏や動画投稿もできるので、音楽SNS的に新たなコミュニケーション・ツールになりそうです。