先日スーパーでティーバッグの紅茶と一緒にシナモン・スティックを買いました。阪急沿線情報誌『TOKK』の11月15日号の表紙に温かそうなアップル・ハニー・ジンジャーにシナモン・スティックがお洒落だったのでつい‥‥。
カプチーノや紅茶などにスプーン代わりにシナモン・スティックは使われます。アップル・ハニー・ジンジャーなどは残念ながら未だ飲んだことはありません。僕の家にあるものではハチミツゆず茶などにも合いそうです。そしてネットで見てみるとホットワインやウィスキー(写真)などのお酒類にも香り付けに良いようです。もちろん粉末はロールケーキやアップルパイなどスウィーツに無くてはならないスパイスとして使われています。
シナモンは肉桂つまりニッキのことですが、僕が子供の頃に近くの家の防風林の1本にニッキの大木が植えられていました。遊び仲間とよくこの木の根っこを掘って、ひげ根のような細いところを齧って楽しんでいた想い出があります。生の根なのでシナモン・スティックのようにカチカチに乾燥していなくて、噛み締めると柔らかくニッキの香りがして美味しかったのを憶えています。
また母親が餅粉で作った団子を上下をニッキの葉ではさみ、柏餅のように蒸したお八つをよく作ってくれました。仄甘い団子にニッキの香りが心地よく立ち本当に美味しかったです。