千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

60th

2012-11-14 00:00:48 | Weblog

 宅録(自宅録音)の月刊情報誌『SOUND DESIGNER』を梅田の紀伊国屋書店で買ったら、袋に「60th」の文字があり今年が60周年と知りました。
 紀伊国屋書店と言えば僕の東京時代には良く紀伊國屋ホールのある新宿本店に行きました。確かゴッホの高価な画集を買ったのを憶えています。「1964年、紀伊國屋書店新宿本店ビル竣工と同時に開場した紀伊國屋ホールには、以来、文学座、民藝、俳優座、青年座、地人会、木冬社、こまつ座など、日本演劇界を代表する劇団が次々と登場。若手新進劇団にも広く舞台を開放。つかこうへい、野田秀樹、鴻上尚史、三谷幸喜ほかを送り出し、『新劇の甲子園』とも呼ばれています。」とホームページの案内に書かれています。
 Wikipediaを見ていくと、「1980年代に『チビ・ブス・カッペ・メガネの女は採用しないように』と採用方針を示した社内文書が流出し、社会的制裁を受けた」との面白い記載もありました。
 60周年ということですが、江戸時代から屋号を「紀伊国屋」として商売を営み、最初は材木問屋だったがその後炭問屋になり、創業者田辺茂一の代で書店を開業して今に至るようです。田辺茂一は文化人としても良く知られ、紀伊國屋演劇賞を主催しまた出版事業にも積極的に取り組みました。
 折しも日本でも電子書籍元年と言われている中で、どのような未来戦略を掲げてくるのか、丸善などと共に書店業界を牽引する存在として注目しています。

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 サウンド・デザイナー