千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

長友選手と体幹トレーニング

2011-02-13 11:06:22 | Weblog


 イタリア・セリアAの強豪チームのインテルでの活躍が大いに期待されている、サッカー日本代表サイドバックの長友選手が注目を集めているのと同時に、彼が長くトレーニングを続けている「体幹」という言葉が一般に良く聞かれるようになりました。僕も何となくしか分かりませんでしたので興味を持って色々と検索してみました。
 先ず長友選手自身が管理をして貰っているアスリートウェーブ整骨院で、ワールドカップ終了後そしてイタリアに移籍が決まった昨年7月に、フィジカルについて語る動画が面白いのではないかと想います。ワールドカップの裏事情的な話題も選手ならではの心理も率直に語られていますが、この体幹トレーニングについても大いに触れられています。
 長友選手の体幹トレーニングとの出会いは良く知られていますが、腰痛(ヘルニア)の克服のために腹筋や背筋といった周りの筋肉・神経系をバランスよく鍛えることだったようです。直接サッカーの技術とは関係ない一見地道な体幹トレーニングを現在も持続できるのも、おそらくトレーニングを止めるとあの苦しい腰痛がまたぶり返してくることへの恐怖があるのではないでしょうか。その意識が却って現在の柔軟性と強靱さを兼ね備えた長友選手の身体能力を支えているのだと想います。
 今後多様なスポーツ・エクササイズの中でこの体幹トレーニングが行われ、世界と比べ体格の劣る日本人の活路が模索されると想われますが、特にサッカーは相手との接触プレーにおいて厳しい反則ルールがあることが、長友選手の有利性を確保している面もあるように感じます。その結果において成果に繋がりにくい種目もあるとは想いますが、全てのスポーツで大切な考え方には違いないでしょう。
 もう一人の規格外のスター本田選手も長友選手に体幹トレーニングを教わり、従来の筋トレに加えて自身の強化に採り入れ始めたと言われます。ザック・ジャパンそして日本のスポーツがどこまで成長していくのかとても楽しみになってきました。

スポーツ施設などで一般人の健康維持にも体幹トレーニングは広がっているようです。

雪とカプチーノ

2011-02-12 23:55:30 | Weblog

 今回の寒波で3年前の積雪までは及びませんでしたが、昨日には千里山でも久しぶりに雪が降りました。3連休初めの昨日はあいにく外出しなければならない用事があり、雪降りの中を襟を立てながら駅まで歩いて行きました。ただ、雪の降る時は暖かいという通り想ったほどには肌寒さは感じませんでしたが‥‥。
 駅の三角屋根も東側が薄っすらと白くなっていました。対面する北千里行きホームの桜並木も、葉を落とした枝えだが白く化粧されて美しく、その積雪の下では既に小さな花蕾が膨らもうとしているのを想像しながらしばらく眺めました。
 梅田で用事を済ませた後いつも行くカフェで、コーヒーを飲みながらアイデア出しをしていると、不思議にいつも以上にホットする気持ちを感じました。おそらくそれも珍しい雪の所為ではないかと想いました。また普通のコーヒーよりもミルクの風味が加わったカプチーノは、特に暖かいイメージがあり雪の日に似合いそうです。そう言えばブログの管理画面に激安の抹茶カプチーノの広告バナーがあり、「一杯19円」の文言に吊られてBROOKSの通販サイトを覗いてみました。カプチーノ・ココアラテ・紅茶ラテなど、抹茶カプチーノ以外にも一通り揃っており、またホットもアイスも併用で家庭だけでなくオフィス使用にも良さそうです。
 午後に帰宅する頃にはもうすっかり雪は消え、途中で小さな子供が公園に残された雪塊から雪玉を作り、投げつけられて“嬉しそうに”逃げ回る愛犬が微笑ましく映りました。

降り止んだ雪の中で

2011-02-11 08:47:25 | 作詞・作曲


降り止んだ雪の中で

あの日窓を開けると貴方が立っていた
夜明け前に降り止んだ雪の中で
見上げる目差し避けてカーテンを閉めたね
どうしても許せなかったの

部屋の灯り点けずに蹲っていた
遠ざかる温もりを感じ続けていた

一人で泣いていたの瞼も腫れるほど
貴方に知られることがとても辛かった

《 間奏 》

あれから何度目かの冬が過ぎる頃
電車を待つホームで貴方を見つけた
いつか見憶えのある鞄を引いてたね
寄り添う人も無いままに

物陰に隠れて貴方を見送った
遠ざかる優しさを感じ続けていた

素直に駆けていって微笑めば良かった
冷たい「さよなら」だけがとても怖かった


もしも貴方を赦し見詰め合えていたなら
二人はやり直せていたのかな
今なら少しは分かる 愛していたからこそ
傷つくこともきっとあるのだと

故郷の小さな街でお元気だと聞きました
もう一度戻りたいなあの雪の朝に

‥‥‥‥降り止んだ雪の朝に


作詞 : HIRO 作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2011.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ 雪の駅のイメージ写真は、「時計塔のある石狩太美駅舎を見るため途中下車する‥‥」とリードのある、札幌近郊紹介のブログ「秘境100選 ver.Ⅱ」から拝借しています。

綿の洗えるマフラー

2011-02-10 16:06:01 | Weblog

 先週は極寒から一気に春の気配になった感がありましたが、今週はまた真冬の天気に後戻りしてしまいました。明日の午前中にかけて太平洋側でも積雪があるという地域予報です。三寒四温と言われるようにまだまだ気温変化があると想われ、冬物の売り尽くしセールもここぞと盛んになっています。
 大丸ピーコック千里山店で夕食の食材を買っていると、生活用品のコーナー棚に綿のマフラーが無造作に積まれていました。今冬はオーソドックスなものを探してやっとAEON南千里店で見つけた、お気に入りの黒のレース風のマフラーを外出時にはよく身に着けていますが、この大丸ピーコックで見た綿のマフラーをつい2本買ってしまいました。
 というのも1本500円とプライス・ダウンしていた上に、タオル生地で作られており洗いやすいと書かれていたのです。洗濯機でジャブジャブ洗えるマフラーは余り無いと想います。僕はこのグレー・黒2本のマフラーを部屋用として使おうと想い買いました。さすがに今冬は寒く暖房を入れる時間が増えましたが、例年くらいだと余り暖房に頼らず着る物や防寒スリッパなどで乗り切っています。マフラーもその防寒対策の重要アイテムですが、一日中同じものを着けていると汚れますし、夜寝る時にも忘れてそのまま寝てしまうことも多く、そんな時には洗濯できれば良いと何時も想っていました。
 このピーコックで買ったタオル生地のマフラーは、これから春の冷え込みにかけて未だまだ活躍してくれそうに想います。

西村観美展

2011-02-09 22:11:21 | 千里山INFO

 今月初めから千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」で行われていた、京都でアトリエ花夫人を営む画家:西村観美さんの仏画展が、いよいよ2月11日(祝)で終了間際となっています。
 西村観美(美江子)さんは絵画教室を「ル・パルク」で主宰されており、昨秋の「花絵 和(なごみ)展」で生徒さん達とグループ展を開いたばかりですが、今回は個展の形で数多くのオリジナル感溢れる作品が展示されています。
 展示されている作品群では、七福神の宝船や吉祥天・弁財天・大黒天、そして千手観音など神仏像をテーマに、爛漫な天女と美しい花の多彩なコラボレーションで描かれ、見る人をいつの間にか微笑ませてしまう魅力を持っています。
 最終2月11日(祝)は喫茶・食事部はお休みになるようですが、個展は鑑賞することは出来るようですので、連休を楽しむ散歩の途中にでも立ち寄ってみるのも良いと想います。

千里山駅周辺まちづくり報告会

2011-02-08 16:14:12 | 千里山INFO

 街の自治会の掲示板などに案内チラシ(拡大)が張られていますのでご存じの住民も多いと想われますが、2月18日(金)の午後7時からちさと図書館横にあるシルバーワークプラザ3F会議室で、千里山駅周辺まちづくり報告会が行われます。
 吹田市都市整備室により既に発行されているパンフレット『千里山のまちづくり』(PDFダウンロード)にも使われているCGイメージが、最近千里山マーケットの壁面や工事包囲パネルなどに掲載され、道を通る住民の目に少し触れやすくなっていますが、実際の工事の進捗情報やまちづくり懇談会の意見反映の検証など、節目に行われる(今回で4度目)千里山駅周辺まちづくり報告会の意味は大きいと想われます。
 来週末の夜(金)ですのでお時間がある住民の方は、今回のまちづくり報告会に参加されてはいかがでしょうか。

小型LED電球(E17)

2011-02-07 18:18:25 | Weblog

 自宅兼デザイン事務所の玄関からの廊下に「吉野灯り」という吉野杉と和紙で作ったフロア・スタンドを置いています。日頃は玄関ドアを閉めると真っ暗なのですが、仕事などでお客さんが来る時には電話ブースの造花に小さなスポットを当てたり、「吉野灯り」も点灯して光の演出をして出迎えるようにしています。
 もちろん一日中灯りを点けているのも雰囲気が良いのですが、今までの40Wクリプトン電球では電気代が掛かりそうですし、第一に電球自体が切れることもよくありました。そこで省電力と長寿命を謳っているLEDで、E17型の小さなソケットに合う商品を探しに、梅田のヨドバシカメラの家庭用品フロアに行きました。
 売り場では東芝で最初に出来た電球型の商品から、このミニクリプトン電球型そしてスポット・ライトに至るLED電球のシリーズが、各メーカー横並びにディスプレイされています。そして玄関廊下のフロア・スタンド用に探していた、E17型の代替商品を見ると「40W相当、調光対応、10時間使用時の1ヶ月の電気代30円、10年間保証」と最適です。
 ただ値段を見ると各メーカー共に38,00円相当でまだ高価でしたので、今使っているクリプトン電球が切れた時にまた検討することにしました。その頃には競争でもう少しこなれた価格になっていることを想いながら‥‥。しかし10年間保証とはこれからの販売競争はとても熾烈なものとなるのでしょう。

民鉄の子供作文

2011-02-06 22:11:35 | Weblog

 2月1日から阪急千里山駅ホームの掲示板に、第4回『私とみんてつ』小学生新聞コンクールの最優秀作品ポスターが張られています。
 日本民営鉄道協会の加盟会社 72 社に阪急電鉄も加入しており、昨年も同じ時期に作文ポスターを紹介させて頂きました。子供の書かれた字体そのままに転載されているので、その雰囲気が良く伝わってきて電車を待つ間に読み入ってしまいます。
 昨年は阪急電車100周年ということで梅田駅などでのイベントや、歴史的には直接は関係の薄い千里線でも色々と情報が出ていましたが、同じように東京の東武鉄道の方でも100周年に当たっていたようで、そのことで自分の街を走っている鉄道に興味を持った小学生が、調べたり考えたりしたことが最優秀作文で簡潔に面白く表現されていました。
 千里山の街も鉄道の開通により新開発された歴史がありますが、東武鉄道がその地域の発展と共に生活・産業鉄道から観光鉄道へと変わっていき、今またエネルギー・エコ輸送システムとして新たな時代を築こうとしていることが、子供の視点で正確に捉えられています。
 ポスター(PDFダウンロード)は3月31日まで掲示されるようですので、電車の待ち時間に読まれてはどうでしょうか。

スカイプ for Android

2011-02-05 19:41:02 | Weblog

 先日インターネット無料電話サービス「スカイプ」から、Skype for Androidのダウンロード・サイトの案内メールが送られてきました。
 AndroidはApple & SoftBankのiPhoneの対抗機種として、auやドコモなどのスマートフォンに使われているグーグルが開発している共通OSです。パソコンにおけるWindowsの立ち位置を携帯端末の世界で築きつつあるものですが、各メーカーそして通信キャリアそれぞれの特徴出しとして多様な機能を付加してきています。その内の一つが今回サービス搭載される「スカイプ」です。
 「スカイプ」は同じサービス同士(世界中無料)はもちろん、他社の携帯サービスの間にも安価に電話(テレビ電話も)を掛けられるインターネット回線を利用した新・電話です。AndroidがOSのスマートフォン用に「スカイプ」機能を組み込むダウンロード・サイトへの案内だったのです。
 パソコンの「スカイプ」は既に数年前から興味本位でしたが導入しています。直ぐに千里山の周りの人達に紹介し(というのは話す相手がいないと始まりません)その内の何人かは便利に活用されているようです。特に海外との通話が無料なので、仕事や留学などで海外在住の肉親や友人がいる人などは重宝すると想います。
 僕はといえば、「スカイプ」はメインマシンではないWindowsPCに設定しているためか、日常は仕事などでMacを起動しており、千里山では言い出しっぺでありながら使っていない状態です。しかし、普及が進みつつあるスマートフォンが「スカイプ」と提携することになれば、その利用者数は一気に増えそうな気配がします。そろそろ僕もMacの方にシステム設定を変えていく時期かも知れません。

風のクリシェ

2011-02-04 19:09:47 | 作詞・作曲


風のクリシェ

僕の言葉受け止めてよ
君のことが好きだよ
生きていける優しさを
こんなに感じてる

秘めた想い動き出すよ
君に向かい合いたい
ふたり出会えた奇蹟から
始めてみよう

透きとおる早春(はる)の風
冷たい日々を溶かせ
野の花も芽吹いて
朝露が光る
君の髪に落ちて

季(とき)は巡り眠れない夜
君の声が聴こえて
汚れていく哀しみを
癒してくれる

《 間奏 》

撫でていく早春の風
奏でよう Your Melody
森の生命たちも
輝き増すだろう
君の胸に触れて

僕の全て受け止めてよ
君のことが好きだよ
愛し合える喜びを
満たして Good Night ‥‥


作詞・作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2011.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ 今日は立春ということですが、あれほど寒かったのが嘘のように、天気予報では週末にかけて3月の陽気ということです。タイミング良く早春をイメージした歌が出来ました。
クリシェ(フランス語:cliche)とは、目新しさが失われた句(常套句、慣用句、決まり文句)という意味ですが、作曲理論の中では同じコードが続く場合に、半音などの小さな変化を作り聴く人を飽きさせない工夫としてよく使われます。“決まり文句”などと悪口を言われる程にまた効果的なのも事実です。
『風のクリシェ』ではAメロ【 D→D△7→D7→G 】の定番クリシェを、Bメロ(Cメジャーへ転調のサビ)に続くエンデイングで、【 A→A△7→A7→D 】と5度高く転調して使っているのが自分では面白いと想っています。

イラストレーターの友人

2011-02-03 19:33:37 | Weblog

 月日の過ぎるのは早いものでもう2月になりましたが、今年頂いた年賀状の中にイラストレーターの藤谷壮二郎君の開いているWEBアート通販「soujirou web shop」の紹介がありました。彼はデザイン専門学校で僕の2年後輩に当たる友人で、僕と同じプロダクト・デザイン科を卒業したのですが、やはりイラストレーターの奥さんと二人でイラストレーション事務所「SandR」をされています。
 藤谷君と初めて会った時のことは今も良く憶えています。彼の卒業制作のことで何かアドバイスをと恩師の地蔵先生から電話があり、取りあえず当時の千里山の僕の部屋に来て貰ったのです。早速に途中経過を見せて貰い、そのデザインした物がどのような社会的効果があるのか、という視点でプレゼンすることなどを話しました。気になったので卒業展を見に行くと結果は優秀な成績でした。
 藤谷君のレンダリングの表現力が群を抜いていたのが印象に残りましたが、大阪市内の有名なデザイン事務所に就職したのもつかの間、直ぐにイラストレーション事務所に転職したのに驚きながらも納得もありました。僕の部屋に来た時にも進路で悩んでいたようですが、好きな道を思いきって行くのが一番と彼に言ったのを想い出します。
 僕も一年間だけ母校のプロダクト・デザイン科でCGの講座を教えていたことがありますが、藤谷君は独立後も長くリアル・イラストレーションの講師を続けています。暫くお会いしていませんが、何か一緒に仕事が出来たらと想っています。

鰯の頭も全国区に

2011-02-02 19:32:43 | Weblog

 今日は節分らしく久しぶりに暖かい一日となりました。節分と言えば最近ではご馳走とは言えない豆撒きよりも、恵方巻きの丸かぶりが全国区になったようで、僕も夕方帰宅する途中に千里山の大丸ピーコックに立ち寄り一本買ってきました。いつもは300円ほどで買える太巻き寿司ですが、今日は入っている具も少し豪華とはいえ500円もしました。商魂逞しくて良いのではないでしょうか。
 恵方巻きの風習は関西発ということですが、柳の下のドジョウを狙って「鰯を食べる風習」も全国的に広めようとする動きがあるようです。玄関に鰯の頭を尖った葉の柊(ヒイラギ)の枝に刺し、その臭い匂いと棘で悪鬼を退散させるという習わしは、僕の故郷の徳島でもありました(恵方巻きは無かったです)。鰯を焼く匂いが嫌いとは鬼も変わった感覚をしているものです。
 僕は鰯に限らず青魚は大好きなので、時々マンションのキッチンのトースターの中で焼きます(パンは焼きませんので‥‥)が、換気扇を回しても煙と匂いは少し立ち込めてしまいますので、寒さを堪えて窓を開け放ったままにしていました。最近、鰯をアルミホイルで包んで焼くと脂が下に落ちないので、白煙が余り上がらずふっくらと焼き上がることを知りました。
 今日も買ってきた安くて美味しい鰯を焼き、恵方巻きを南南東に向かい黙々と丸かぶりしながら、焼酎のお湯割りで心と身体を温めたいと思います。

【追記】「魚伊」に昼食を食べに行き売られている巻き寿司を見て分かりましたが、今年は2月3日が節分で一日早かったようです(笑)。また最近はロールケーキ業界も便乗しているようで面白いです。

新しいホームシェア

2011-02-01 17:26:16 | ウェルかめ

 NHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』も後半になってきましたが、大家さんの作る美味しそうな料理がドラマに花を添えています。個性溢れる住民たちがそれぞれの問題を抱えながら、お好み焼き屋「おのみっちゃん」を中心にして交流し温かく生きていく姿が描かれ、大阪や尾道の風土と人情が重要な背景となっています。
 今は珍しくなっていますが、賄い付きの下宿屋さんというスタイルを懐かしく想い出しました。僕も学生として上京した時には、賄いは無かったですが同じような部屋に間借りし、一つ屋根の下の人達と交わりながらホームシックにもならず学校に通ったものです。
 最近そのようなホームシェア的な形が見直されているようです(NHKニュース「おはよう日本」:1月28日放送)。家や建物を何人かで共同で借りて住むホームシェアですが、以前は学生や若者など同世代の人達がシェアしたり、お元気な高齢者が寄り集まって共同生活したりという形が採り上げられていました。しかし最近、多様な世代の人達がまるで一つの家族のように住まうスタイルのホームシェアも注目されているようです。それって昔よくあった「下宿?」と想ったのですが‥‥。
 千里山も昔は隣接している関西大学の学生さん達の下宿が多く、大学と街の住民との親しい交流も見られたようですが、最近は学生マンションへの入居が一般的で賄い付き下宿などは殆ど無いと想われます。多様な世代の人達が家族のように住まうホームシェアのスタイルは、そのような賄い付き下宿の新しい形を千里山にも再び広げるかも知れません。何かと不安のある高齢者だけの世帯も増えていくでしょうし、NPO事業によるのも良いですが地元の不動産屋さんが、街の活性化に繋がる独自のシステムを作っても良いのではないでしょうか。