千里山駅前のカフェ「CARDI'S CLUB COFFEE」の一番奥のセミクローズド・コーナーで、今日の午後に何と5時間余りを過ごしました。途中に半額となるエスプレッソ・マキアートのお替わりをさせて貰いましたが、それにしてもこれまでの最長滞在時間となりました。
というのも理由がありました。先ず今日中に読み終えたいと想っていた本があったのと、依頼されているデザインのアイデア出しをしようという目的があったのです。ただそれだけでは普段も良くあることで、そんなに長時間もカフェに居座った真の理由は、さて帰ろうとした時に
千里山まちづくり協議会のM事務局長がそのコーナーに入って来られたからです。
久しぶりにお会いしたので僕も上げかけた腰を下ろし、前の座席をMさんに薦めました。Mさんとは世代がかなり違いますが、まちづくりから始まり共通の話題が絶えなくて面白いのです。音楽もその一つで、NHK英語講座『
アンジェラ・アキの SONG BOOK in English』の話になりました。
「とても面白くて楽しいし、なるほどなあと感心することが多いね」
「ああ、あの番組は本屋にテキストもあるので僕も知ってますが、まだ見たことがありませんが‥‥」
「さすがシンガー・ソングライターという解説をしてくれる」
「そうでしょうね。歌詞は曲に合った響きの言葉を見つけて紡いでいかないと駄目なので、例えば翻訳家や詩人でもそういうセンスが無ければ出来ないものなんです。ところで訳詞には著作権が無くて、慣習的にその時限りの仕事のようです」
「以前にジャズを英語で楽しむという番組があったけれど、この『SONG BOOK』に比べたら全然面白く無かった」
「それはそうでしょうね。作詞・作曲はもちろんですが、その歌唱・演奏そしてその歌作りの発想にも、トータルに素晴らしい才能がある人ですから。でも僕はまだあの番組は気になっていましたが見たことが無いんです」
「君も歌作ってるんだから見た方が良いんじゃないの?」
「確かにもっともなご意見なんですが、気になるけれどもやはり見ないだろうと想います。その心を自分なりに分析すると、影響を受けるのが怖いということがあるのではないでしょうか。彼女のような大きな星に近づき過ぎると、僕のような小惑星は引力に捉えられて燃え尽きてしまうかも知れません。もちろん影響はいろいろ受けた方が良いのですが、下手に被れちゃうと駄目ですから‥‥」
【追記】2月18日(土)午前の再放送で2回目の講座を視ました。スタンダード・ナンバー『We're All Alone』を課題曲に、元歌詞の解釈をベースにして各参加メンバーが自由にテーマを決め、新たな日本語の素敵な歌詞を発表していました。アンジェラ先生はオリジナルなアプローチを尊重し字数調整などするだけで、電子ピアノ弾き語りで直ぐにサンプル演奏をしてくれました。多様なテーマ設定とそれぞれの個性的な表現力により、オリジナルな世界観が描けることに僕も改めて歌づくりの魅力を喚起されました。
※ この講座テキスト本にはアンジェラ・アキの少女時代から米国留学、そして帰国後の音楽遍歴や個性的な歌づくりの方法論まで、インタビュー形式で興味深く書かれています。
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☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度
ご試聴(YouTube)下さい!