千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

春のプチ遠足

2012-04-15 00:01:53 | 千里山ウォーカー

 阪急沿線の情報誌『TOKK』4月15日号の特集「バストリップ」が、阪急電車の駅からバスに乗って行く春の日帰りプチ遠足を薦めています。
 随分以前に此花区に住んでいた時には毎日のように乗っていたバスですが、ここ暫くは徳島に帰省する長距離バス以外では利用することがめっきり減りました。特集では市内の人気スポット巡りやボンネット・バス、関西の奥座敷にあたる有馬温泉や京都大原など興味深いコースが紹介されています。
 また阪急系列の葬祭場「ETERNO エテルノ」が季刊で出しているパンフレットの春号(WEBでもPDFで読めます)でも、「春から始めたい 気分爽快ウォーキング」が特集されています。こちらも怪我をしない快適な歩き方のレクチャーや、甲山森林公園など近辺のお薦め散歩コースが載っています。
 折しも明日は千里山まちづくり協議会の企画する、吹田市博物館で開催中の「小松左京写真展」を組み込んだ佐井寺方面の散策会が行われます。詳しくはこちらの掲示板チラシをご覧下さい(自由参加)。

チャペル・コンサートの方もどうぞ宜しくお願いします。

愛の亡きがら

2012-04-14 00:01:09 | 作詞・作曲


愛の亡きがら

貴方の肩に掌のせて
ヒール直して貰った
薄い靴下 滲んだ色が
忍び泣いてるようでした

膨らみ始めた蕾の愛
止められなくて
行き交う人並み紛れて歩く
二人

浅き春の匂い
小さな枝先に
秘密の時めきを萌やして


貴方の背中に瞳を閉じて
そっと願ってみたこと
言葉にすれば易しいけれど
怖くて黙ってました

赦されない愛 散りゆく生命
儚いからこそ
束の間の幸せ想い合える
素敵

風に震えてるわ
落ちていく花びらに
鮮やかなこの瞬間(とき)を映して


《 間奏 》

突然降り出したストライプの雨が
流してしまった
季節は巡っても訪ねて来たの
貴方

今も忘れないわ
桜の樹の下に
貴方の想い出と
愛の亡きがらを埋めて


作詞・作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2012.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

メロディー譜を作成しましたので参考にご覧下さい。

※ 桜の季節内の完成を目指して『春の雨、風の宿』を作詞・作曲中です。リズミックな『愛の亡きがら』とは対称的に和的なスローバラードで、もしCD化できるとすれば桜をテーマとしたカップリング曲となるのでしょうか‥‥。

※ 桜のイメージは美しい花の写真と言葉が散りばめられたブログ『花に想いをのせて』の「桜の木の下で」から拝借しています。

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

桜 MAP

2012-04-13 00:25:15 | 千里山花物語り

 千里山の桜は早くも盛りを過ぎた感じですが、昨日の雨が無風でしたので花を散らすことも少なく、週末までまだ辛うじて楽しめそうです。
 そして、この季節は各地で桜のイベントで街が盛り上がっていると想います。色んな街の「桜 MAP」が描かれてたものを見ているだけで、沿道のショップやカフェなど街の様子が楽しく目に浮かびます。
 写真の「桜 MAP」は福岡県の小京都と言われる秋月温泉のものですが、秋月は昨秋まで千里山のレッチワース・ロード沿いにあったセレクト家具&雑貨店「C.D.F」さん(有名なWEBショップでもあります)が引っ越されて出店されている観光地です。
 「C.D.F」のオーナーのMさんには時々僕のオリジナル曲を聴いて頂き、感想や心の籠った励ましを貰っています。先日、新しく作った『風の匂い ~旅立ちの季~』についてメールを頂いた中に、先週末にはもの凄い花見客が街を訪れたことや、「C.D.F」にも数百名のお客さんが来られてとても忙しかったと書かれていました。
 やはり有名な観光地はいろいろとスケールが違うようで、「C.D.F」が千里山から引っ越して行かれて盛況なのを嬉しく想います。WEBで見ると秋月は歴史や名所の多い素晴らしいところのようですので、僕も近くに行くことがあればぜひ立ち寄ってみたいです。

今春もチャペル・コンサート

2012-04-12 00:01:00 | 千里山INFO

 千里山キリスト教会が礼拝堂で毎年開催している「春のチャペルコンサート」(入場無料)が今年も4月15日(日)午後1時30分から行われます。
 今年のゲストはヴォーカリストで讃美歌歌手の安田美穂子さんです。
 
 【略歴】
 神戸女学院大学音楽学部声楽専攻科卒業。同大学研究科修了。
 高校時代、毎日学生コンクール西日本大会で入選する。
 教職を経て音楽活動の中から讃美歌歌手へと導かれる。
 讃美歌の他にも、ミュージカル、童謡、アニメソングなど、幅広いレパートリーで聴衆と一緒に楽しむことを心がけており、茶目っ気たっぷりの明るいキャラクターと、ユーモアに富んだ語りに定評があります。(日本基督教団 千里聖愛教会員)

Macも危ない?

2012-04-11 00:01:12 | Weblog

 僕はフリーデザイナーという職業柄かパソコンはMacをずっと使って来ていますが、その利点の一つがウィルス対策がWindows程には神経質にならなくても良いことでした。しかし今日立ち寄ったちさと図書館の雑誌コーナーで『MacPeople』のセキュリティー特集「マックは守れる!」を見た限りでは、Macと言えども現在のネット環境に繋がる危険は同じなのだということを知りました。
 例えば検索上位にくる偽サイトを作り、無料のアプリやプラグインなどを言葉巧みにダウンロードさせれば、パソコンの設定がアプリが自動的に立ち上がるようになっている場合、アダルトサイトなどが開きそれを閉じるために請求ページにお金を振り込ませるようです。とにかく良く分からないサイトからアプリなどをダウンロードすることは金輪際止めておいた方が無難です。またパソコンの環境設定でダウンロードしたアプリや書類を自動で開く機能はオフにしておくことが推奨されています。
 以前ブログで書きましたが、僕もうっかりフィッシング・メールに引っかかり、メールアドレスとIDパスワードを打ち込んでしまったことがありました。そういう情報もあり十分に警戒していた筈ですが、残念ながらそれでも簡単に騙されてしまうもののようです。その時は直ぐに気付いてパスワードの変更の処置ができたので、実害を被るまでは行かずに事無きを得ましたが‥‥。
 Windowsの皆さんはそんなことは百も承知と言われると想いますが、ともあれ改めてセキュリティー対策の重要性を考えてみるのも良いのではないでしょうか。

夕日と飛行機雲とシンボルツリー

2012-04-10 00:01:09 | 千里山花物語り

 千里山駅前再開発工事で現在閉鎖されている阪急千里山マーケットの横に立つ椰子の樹と共に、シンボルツリーとして残されることになった数本の樹の内の1本の欅(ケヤキ)です。
 先日、春の雨上がりの夕方でしたが、工事中ですっかり更地になった駅前の広大なスペースに、ポツリと佇む欅の樹に夕日が架かりそれを目掛けるように飛行機雲が棚引いているのが美しくて想わず写メしました。その光景に新しく出来上がる街の未来に夢を託すようなイメージが湧いてきました。
 工事は7月までの予定で、阪急千里線の線路を跨ぐバイパスを両側で支えるコンクリートの土台が、付近には今までに無かったような大きな固まり感となって現れています。それを見ると凡そですがバイパスが出来た時のボリューム感が想像されるようです。
 道路の側溝や舗装も少しずつですが着々と進められていて、団地が建つのはまだまだ先のことだと想っていましたが、想っているよりも早く新しい千里山駅前の景観が見えてくるような気がしてきます。

写真拡大

千里山の桜坂

2012-04-09 00:01:07 | 千里山花物語り

 千里山団地の桜坂(地図)は両側から桜並木のトンネル(拡大)になっていて、この花の季節や新緑の候そして秋の落葉とその時々にちょっと通り抜けてみたい名所となっています。千里山団地の再開発に伴って大半の建物が取り壊され、また50年掛かって出来上がった桜並木も伐採されてしまい、残り少ない桜並木が第2期工事が始まるまでその姿を見せてくれています。今日は気温は冷たいながらも青空で春の陽光が快適に感じられる中を、ちさと図書館へ本の返却に行くついでに桜坂にも立ち寄ってみました。
 坂を上る時には逆光で桜を撮るにはどうかと想いましたが、舗道に目を落としてみると木枝の影が面白いコントラストとなっていました。折り返して改めてゆっくり桜坂を見下ろすと、赤い雪洞が今年は架けられていないので華やかさは少ないものの、却って古びた団地の壁や階段の手すりなどと相まって静かな佇まいが感じられました。この辺りは民間のディベロッパーに売却される予定と聞いていますが、桜坂の景観が残るかどうかは業者の思惑次第ということなのでしょうか。ここは残した方がマンションの環境アピールには効果的だと想うのですが‥‥。
 また、ちさと図書館の復元教室の庭に数年前に植えられた桜がもうかなり大きく枝を広げています。存在感のある太い幹となるまでには多くの年数が掛かると想いますが、花を楽しむ分にはそんなに時間は必要ないのかも知れません。団地の再開発後も千里山と言えば桜並木と言われた風景をもう一度作って貰えれば嬉しいです。

J-POPのツボ

2012-04-08 00:01:56 | 作詞・作曲

 バークリー音楽大学出身のギタリストが書いた70ページ程の薄い本ですが、J-POPの曲に見られる魅力的な響きを感じるコード進行やメロディーを、曲作りの参考例としてピックアップしていてとても興味深く読みました。
 同類本の多くが音楽理論や基礎などにページを割くことで、実際の曲作りへの応用性には問題があるという著者の想いから、日本のロックやポップスの有名アーティストの名曲の中で、実際に使える「美味しいネタ」を数多く紹介し的確な解説を加えています。具体的にはノン・ダイアトニック・トーン&コードの挿入による、新鮮な(そして時に日本人好みの)響きを作曲に採り入れる様々なヒントを与えてくれます。
 桑田圭祐やいきものがかりそして椎名林檎やaikoその他の、人の心の琴線に響く魅力と特徴を持ったメロディー・メーカーの新旧の楽曲から、その魅力が醸成されている箇所をあげてその仕掛けを解明し、読者のソング・ライティングにも活用して貰いたいとの提案書です。
 世界のスタンダードはもちろんJ-POPの楽曲分析の本を、誰か出さないかと僕自身も以前からずっと想っています。今では実際の曲はほとんどYouTubeなどで手軽に聴くことが可能なので、その楽譜やコード進行・アレンジなど楽曲の秘密が詳しく解き明かされれば、作詞・作曲に興味のある者だけではなくファンやユーザーにとっても、お気に入りの楽曲やアーティストのことをより深く楽しむことができると想います。この参考本はそういったニーズに応える一つの試みではないでしょうか。

 ギタリストのための J-POPのツボ サクッと学ぶ作曲のネタ帳 全曲キーCで掲載
 八幡謙介
 中央アート出版社

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

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 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
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『すいたHoHoHo』Vol.8

2012-04-07 00:01:52 | 千里山ウォーカー

 吹田市地域経済振興室の編集による『すいたHoHoHo』の最終巻となるVol.8号が発行されました。
 これまで2年間にわたって吹田市内にあるJR・私鉄の14駅を順番に採り上げ、各駅から出発する形でそれぞれの地域の見所をガイドマップしてきました。前号のVol.7千里山駅・関大前駅版が年初に登場しブログでご紹介しました。
 Vol.8号では全体の総括として、特集「吹田と『鉄道』の深~い話」に吹田の発展と鉄道の敷設が大いに関係したことに年表付きで詳しく触れています。実際に千里山も私鉄の開発と共に大正時代に新興住宅地として始まった街です。
 また巻頭では各Vol.毎に吹田に縁のある著名人へのインタビューが掲載されてきましたが、最後を飾るのは千里ニュータウンで幼少期を過ごされた人気ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんです。現在ロンドンにも居を構えてワールドワイドな演奏活動をされており、想い出の吹田市と共にその住環境が芸術に与えている影響などを興味深く語られています。
 Vol.8号は千里山駅改札でも現在配布されていますので、読まれたい方はぜひ早く無くならない内にご覧下さい。

千里寺で落語会のお知らせ

2012-04-06 00:01:24 | 千里山INFO

 千里山のレッチワースロードの途中にある仕出し屋食堂「魚伊」に昼食に行くと、カウンターの上に地域の回覧板が置かれていたので見ていると、中に活性化グループ「千里山元気!プロジェクト」が主催する落語会「千里山元気寄席」(今年で第3回目)の告知チラシが入っていましたのでご紹介したいと想います。
 4月22日(日)午後1時30分開場(2時開演)で、場所は駅から直ぐのところにある千里寺本堂です。入場料は1,800円で前売りのみとなっています(チケットは駅前の「千里山ライスショップ」と「薬局サンファーマシー」で購入できます)。
 出演は昨・一昨年と同じく、千里山住民でもある桂雀々さんとその一門の若手落語家の皆さんです。詳しいことは下記の告知チラシをご覧下さい。
 
告知チラシ (拡大)

2012年「リレーウォーク」

2012-04-05 00:01:50 | Weblog

 朝日新聞(後援)と関西私鉄5社のコラボレーション企画、2012年版「リレーウォーク」(昨年の様子)のパンフレットが駅のスタンドなどで配布されています。
 関西は歴史的にも見所の多い地域なので、阪急・京阪・阪神・南海・近鉄の各沿線には名所旧跡を始めとして、風光明媚な観光スポットにも事欠かないと想われ、同じような企画でも毎年違ったテーマや場所の組み合わせを紹介できる強みがあるようです。
 第1回は阪急電車を利用して4月8日(日)神戸山麓の眺望や異国情緒あふれる歴史空間を楽しむコースとなっています。最後の11月18日(日)の近鉄電車まで1年間をかけて5回のウォークが行われ、参加費無料・申し込み不要です。5回の全てに参加すると五私鉄制覇賞などが貰えるということです。
 ちょうど良い間隔でまた新緑と秋の季節で行われるのもウォークには魅力です。今からカップルやファミリーで予定を立てておくのも楽しそうです。

『これから始める人のための作詞・作曲入門』

2012-04-04 00:01:17 | 作詞・作曲

 最近『作詞入門』と『作曲入門』の新シリーズが出たので早速読ませて貰いました。著者のお二人は「新人作詞家&新人作曲家の会」を主宰されていて、プロを目指す人達の集う同人会的な活動を長年続けており、かなり以前から何冊ものソングライティングの参考本を出版されています。最近でこそ現役バリバリのアーティストもこの種の本を出す時代になりましたが、その先駆けのような方達として僕も多くの著書を通じて学ばせて頂きました。
 今回の内容は特別新しい趣向でというよりも、これまでの入門再編集版となるようなもので、これまで色んなところで述べられてきたものが良く纏められています。『作曲入門』の方は本当に入門編としてメロディーの作り方や曲の構成などが分かりやすく説かれています。この本は逆に作詞をされている人が曲作りの基礎的な部分を学ぶにも良い教材ではないかと想いました。
 一方の『作詞入門』は今までの著作が磨き上げられた感じで、歌詞づくりで大切なことがテクニックも含めて整理され自然に伝わってきます。歌詞作りの難しさと大切さを最近感じている僕としては、この2冊の参考本(特に『作詞入門』)はこれからも何度か読み返すものとなりそうです。

 これから始める人のための作曲入門
 五代香蘭
 メトロポリタンプレス

 これから始める人のための作詞入門
 北村英明
 メトロポリタンプレス

 作詞・作曲でめしをくうには―売り込み大作戦
 北村英明
 ケイエムピー

 新人作詞家作曲家代表作品集 2011年度版―この詞・曲売り込みます!作詞家作曲家志望者必携
 クリエーター情報なし
 ろまん社

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 コバタイサオ
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 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

桜の開花

2012-04-03 00:01:57 | 千里山花物語り

 今日の暖かさでようやく千里山でも桜の開花が見られました。写真は千里山団地でまだ前期開発工区に入らずに残されている桜並木で綻び始めた蕾み花です。
 高知で今年日本で初めて桜の開花宣言があった時に、予想として大阪方面では4月2日と言われていたのですが、まさにピタリとその予想通りの開花日になりました。
 近くの桜坂の花のトンネルも立ち寄り見てみましたが、今年は今までと違って団地の自治会の人達による雪洞が巡らされていません。雪洞の無い桜坂の風景はこれまで見たことが無いので、それも却って自然な景観で楽しみということで、今から満開になるのを待ち遠しく想っています。
 毎年ブログに書いている言葉ですが、桜は開花を今か今かと待っている時が一番楽しくて、咲いてしまえば割り合いに盛りは短く直ぐに散ってしまいます。それが潔いとされ日本人に好まれる要因でもありますが、もう少し開花時期を長く楽しめる品種改良が出来ると良いと想います。まして、ワシントンの100周年桜ように世界の都市に花による文化外交などを進めるとしても、桜の散り際の良さを分かってくれる国はそう無いのではないでしょうか。

バレー・スタジオ・コンサート

2012-04-02 00:01:17 | Weblog

 日曜日午後4時半から大東市立サーティホールで行われた、エリナ・バレー・スタジオの公演「プチ・フルール・コンサート」に行ってきました。
 2008年に開校して4年目の若いバレー・スタジオですが、幼く可愛い子供達も含めて総出演で盛りだくさんの演目を楽しめました。出演者それぞれの熟練度には大きな開きがあるようでしたので、それを一つの公演として纏めあげるのは易しいものではないと想います。少人数でしたが全員で頑張って「小品集」「バレエ・コンサート」「眠れる森の美女 第3幕より」と3時間に余る立派なプログラムでした。
 実は昨年ブログでご紹介させて頂いたヒノウエ・バレエアートに所属している女性が、今回の公演にゲスト出演しているということを聞き僕も伺ったのですが、特に彼女が主宰の西條えりなさんと男性ダンサーと3人で踊った『リベル・タンゴ』は、日頃からの鍛錬が積まれた余裕を感じる情熱的で素晴らしいものでした。

※ 折しも翌4月2日産經新聞朝刊の文化欄に、東京女子大教授で舞踊評論家の佐々木涼子さんが、「日本バレーの国際的水準」という興味深い記事(注:3ページに分割)を寄せています。

沈丁花の香り

2012-04-01 00:01:25 | 千里山花物語り

 一昨日の昼下がりに余り通り慣れない道を帰ってきていると、何処からか仄かに良い香りが漂ってきているのに気付きました。記憶にある春の季語にもなっている沈丁花の香りでしたが、直ぐにはその発信源を突き止められずに路地の中へ入ってようやくその一群を見つけました。
 千里山では団地や住宅の庭木として四季の花がたくさん見られますが、その中でも梅雨の梔子(クチナシ)や秋の金木犀(キンモクセイ)が良く香りを放ち、この時期には沈丁花も人気で通行人を楽しませてくれます。
 千里山を特徴づけている桜の花はあくまで愛(目)でるもので、鼻を近づけても殆ど匂いを感じることはありません。一方、香りを発する花はどちらかと言えば小さな花房で、色も白などを基調にして地味な部類になるようです。「天は二物を与えず」と言いますが、それぞれの花達に一つずつの特化した個性を与えてその長所を伸ばしているのは、もちろん昆虫などの受粉を促す方便だとはいえ本当に自然は良くできていると想います。
 日本中が桜の開花(大阪の予想は4月2日)を待つ華やいだ季節の蔭で、ひっそりと良い香りを主張している控えめな沈丁花を僕はとても好きです。

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